池上彰が特別講義「習近平が狙う台湾乗っ取り」(1)なぜアメリカは台湾にこだわるのか
軍靴の音が忍び寄っている。ロシアのウクライナ侵攻が長期化する中、今や戦火は東アジアにも飛び火しかねない不穏な情勢だ。「台湾有事は起こる?」「習近平の狙いは?」「トランプが再び大統領に?」「その時、日...
軍靴の音が忍び寄っている。ロシアのウクライナ侵攻が長期化する中、今や戦火は東アジアにも飛び火しかねない不穏な情勢だ。「台湾有事は起こる?」「習近平の狙いは?」「トランプが再び大統領に?」「その時、日...
池上 最後が「半導体戦争」(ダイヤモンド社)です。昔から「産業のコメ」なんて言い方もされましたが、すべての電子機器が半導体によって動くわけです。例えば、今ロシアに対する経済制裁で西側諸国は性能の高い半...
池上 次の「ロシア・サイバー侵略」(作品社)は、ロシアがいかに様々な国に対してサイバー攻撃をしてきたかということが書いてあります。 ウクライナに対するロシアの戦争は、14年のクリミア併合から始まっ...
コロナ禍の長いトンネルを抜けたその先には、軍事衝突、経済不安、混迷する世界情勢が待っていた! 今や古い価値観は崩れ去り、新参者が我が物顔で闊歩している。激動の時代にはみずからの羅針盤を研ぎ澄ませるこ...
─今年中にインドが中国を抜き人口世界一になると言われていますが。 すでに経済成長率では中国を抜いています。やっぱり人口が多いのは強みなのです。人口が14億のインドには日本の10倍優秀な人がいる。例...
─それにしても超大国のロシアは何に怯えているのでしょう? 昨年9月、ロシアが北方領土で軍事演習したことがありましたよね。日本国内ではロシアが攻めてくるんじゃないかと勘違いした人がいましたが、実はロ...
─では、年内に停戦するのは難しいでしょうか? ええ、少なくとも10年程度は覚悟した方がいいでしょう。なぜならば、ロシアとウクライナの目標が違うからです。つまり、ウクライナはロシアによって占領された...
池上教授の白熱授業の第2週目はその青空が黒煙で覆われる戦火の地・ウクライナへ。ロシアの軍事侵攻から間もなく1年を迎えるが、血塗られた道をひた進むプーチン‥‥。いまだ終わりの見えないドロ沼戦を池上節で...
─いよいよ日本についてうかがいます。まずは、経済の見通しについて教えてください。 日銀の黒田総裁が4月で任期を迎えます。今もゼロ金利を続けても景気は回復しない。黒田さんのやり方では限界になっていま...
─次は米国との関係性についてですが。 はい。昨年秋、現地で中間選挙を取材しました。日本と違いアメリカでは、共和党・民主党ともに候補者を決める予備選挙が行われます。この予備選挙ではトランプ前大統領(...