団勇人一覧

直接投資82%減、外国企業の撤退を招いた中国政府の「支離滅裂」

 中国経済の苦境が一段と深まっている。先の全人代で24年の経済成長率の目標を約5%と発表したが、もはや世界でこれを信じる国はない。不動産業界に始まった経済の混乱は国家統計局がいかに数値を盛ろうが、隠せ...

ビジネス

「一帯一路」どうなる?武装組織フーシ派が中国経済に与える大打撃

 中国の全国人民代表大会(全人代)が3月11日に閉幕した。  まず言っておくが、この全人代について日本のメディアは「日本の国会に相当」と解説するが、実際は、あらかじめ党中央が決めた政策を党が選んだ全...

ビジネス

弱点がボロボロ露呈…「EV大国」中国に急ブレーキをかけた大寒波【2024年1月BEST】

 欧州をはじめ世界市場を席巻中の中国製EVだが、先行きは必ずしも明るいとは言えない。一昨年、中国を襲った豪雨で使い物にならなくなったEVが大量廃棄されたのに続き、昨年の大寒波では「寒さにからきし弱い」...

ライフ

中国株の下げ止まりは政府介入の「麻薬」その先に待つ投資家離れ加速の地獄絵図

 歴史的な下落に陥っていた中国の株価が「国家隊」と呼ばれる政府系金融機関による買い支えで下げ止まりの様相を見せている。  中国を代表する上海総合指数は昨年12月、国の経済政策の大方針を決める「中央経...

ライフ

台湾は中国との関係を「現状維持」できるのか? 新総統を取り巻く「3つの障害」

 世界が注目した台湾総統選の、台湾新総統に与党・民主進歩党(民進党)の頼清徳氏に決まり、台湾の民意は中国との統一でも独立でもない「現状維持」を求めていることが明らかになった。  だが、台湾は本当に「...

ライフ

日経平均」爆上げのウラに中国で過熱する「日本株人気」

 年明けから日本の株価が上昇を続け、バブル破綻後の最高値を連日のように塗り替えている。  岸田政権が「貯蓄から投資」のスローガンのもとに進めた新たな少額投資非課税制度(新NISA)の影響もあるが、最...

マネー

台湾総統選「アンチ中国」の民進党勝利で、習近平政府に跳ね返る「圧力」の代償

 台湾有事の可能性が注目されてきた中での台湾総統選は、民主進歩党の頼清徳氏が勝利した。この結果はいうなれば、中国共産党が台湾併呑の圧力を強め、様々な手段で選挙妨害を進める中、台湾の人々が成熟した民主主...

ライフ

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