TBS系情報番組「ゴゴスマ」で恒例となっていた万博中継。公式のライブカメラと中継を結んで、現地の様子を伝えるとともに、前日の入場者数を紹介していた。万博ライブカメラの前は「ゴゴスマ」に映り込もうとする多くの人で賑わっていたのだが、6月26日の放送ではMCの石井亮次アナウンサーが「集まってくださる方、本当にありがとうございます」とお礼を述べてこう続けた。
「これは万博の公式カメラで、あまりに人数が増えてしまうと通路をふさぐとか、いろんなことが起きてしまうことがありますので、今日をもってですね…。大変申し訳ございません」
石井アナが「中継企画」の中止を訴えたこの時も、万博カメラの前には多くの人が集まり、カメラに向かって手を振っていた。石井アナが恐縮しながら説明する中、お笑いタレントのカンニング竹山は、「終わりです。今日をもって終わりで、明日から(カメラの前に)並ぶのはいっさい禁止です。いっさい並ばないでください。来ないでください!」と一喝。さらに「明日からいっさい来ないでください!」と畳みかけると、石井アナは「怖い、言い方が怖い」とたしなめていた。
それでも竹山は収まらず、「みなさんに迷惑がかかることですから」と前置きして、「見てるのかな?解散!解散!解散!撤収して!解散」と万博カメラに集まる人たちに呼びかけていた。このキツい言い方にSNSでは《竹山さん感じ悪いな》《上から目線すぎる》などと批判が殺到していたが、この失礼発言の先には、とある芸能人らしき人物の姿が…。
「万博カメラの中央に特徴的なサングラスをかけた男性がいて、赤いうちわらしきものを振ってアピールしていました。この男性がシンガーソングライターの嘉門タツオさんではないかとSNSで話題になっていたのです。たしかにご本人のインスタグラムを見ると、『大阪関西万博行ける時は行くぞー』と綴り、万博の写真が多くアップされていました。また、『ゴゴスマ』に映り込んでいた時に着ていたジャケットの派手な柄が、過去のステージ衣装とピタリ一致。嘉門タツオさん本人と見て間違いないでしょう。竹山さんはカメラの前に集まる人たちに向かって『みなさんが思ってるほど認識できないです』とダメ出ししていましたが、多くの視聴者が嘉門さんに気付いた様子。嘉門さん本人があとでテレビの録画を見ないことを祈るばかりです」(メディア誌ライター)
万博の盛り上がりを伝えていた「ゴゴスマ」の中継コーナーはお役御免に…。今後も円滑な運営を願うばかりだ。