中国株の下げ止まりは政府介入の「麻薬」その先に待つ投資家離れ加速の地獄絵図
歴史的な下落に陥っていた中国の株価が「国家隊」と呼ばれる政府系金融機関による買い支えで下げ止まりの様相を見せている。 中国を代表する上海総合指数は昨年12月、国の経済政策の大方針を決める「中央経...
歴史的な下落に陥っていた中国の株価が「国家隊」と呼ばれる政府系金融機関による買い支えで下げ止まりの様相を見せている。 中国を代表する上海総合指数は昨年12月、国の経済政策の大方針を決める「中央経...
世界が注目した台湾総統選の、台湾新総統に与党・民主進歩党(民進党)の頼清徳氏に決まり、台湾の民意は中国との統一でも独立でもない「現状維持」を求めていることが明らかになった。 だが、台湾は本当に「...
年明けから日本の株価が上昇を続け、バブル破綻後の最高値を連日のように塗り替えている。 岸田政権が「貯蓄から投資」のスローガンのもとに進めた新たな少額投資非課税制度(新NISA)の影響もあるが、最...
中国国家統計局は17日、2023年の国内総生産(GDP)は物価変動の影響を除く実質成長率で前年比「5.2%増」と発表したが、各国からは疑惑の声が出ている。 もともと中国政府は2023年のGDP目...
台湾有事の可能性が注目されてきた中での台湾総統選は、民主進歩党の頼清徳氏が勝利した。この結果はいうなれば、中国共産党が台湾併呑の圧力を強め、様々な手段で選挙妨害を進める中、台湾の人々が成熟した民主主...
電気自動車(EV)をテコに「自動車大国」の道を駆け足で登ってきた中国でEVの弱点が露呈し、EV化の流れに逆風が吹き始めた。 世界一のEVメーカーとなったBYDを擁し、昨年1年間に輸出した自動車の...
中国が「世界の工場」と呼ばれ繁栄の坂を駆け登っていた1990年代、筆者は衝撃的な話を聞いた。 「中国はどんなに発展しても必ず躓く。理由は二つの政策と一つの伝統があるからだ」 教えてくれた...
原発処理水の海洋放出に反発する中国の日本産水産物の輸入停止により、同国への輸出額は対前年比で9月が90%以上、10月は83%以上も下回っている。そんな過剰なまでの対日攻撃の裏に見え隠れするのが、習近...
中国共産党は想像する以上に追い込まれている――。 と言えば、多くの人は「またか」と反応するかもしれない。中国の政治・経済状況が悪化する度に「中国崩壊論」が繰り返し語られてきたのでそう思われ...
米国のバイデン大統領と中国の習近平国家主席が11月15日、約4時間にわたって会談した。約1年ぶりとなった米中首脳会談のポイントは主に2つ。バイデン氏が「台湾海峡の安定」を提起すれば、習氏は「半導体な...