【中国】経済失速のアリ地獄にハマった習近平テコ入れ策の無意味
中国が最大の経済的試練に直面している。鄧小平が改革開放という「大改革」を始めて以来のことだ。 この難局に、習近平国家主席は再構築のテコ入れをすべく、従来の先端科学技術を一段と強化した「技術大国化...
中国が最大の経済的試練に直面している。鄧小平が改革開放という「大改革」を始めて以来のことだ。 この難局に、習近平国家主席は再構築のテコ入れをすべく、従来の先端科学技術を一段と強化した「技術大国化...
習近平国家主席は4月2日、バイデン米大統領と電話会談をおこない、「台湾独立勢力の分裂活動と外部からの支持を放任しない」と改めて主張した。台湾問題への介入はレッドラインであると警告したわけだが、いくら...
「万達集団」(ワンダ・グループ)と聞いて、すぐにわかる人は少ないかもしれない。しかし、フランスへ6000名あまりの大社員旅行を行った会社、あるいは、2016年のFIFA(サッカー世界大会)の冠スポンサ...
中国経済の苦境が一段と深まっている。先の全人代で24年の経済成長率の目標を約5%と発表したが、もはや世界でこれを信じる国はない。不動産業界に始まった経済の混乱は国家統計局がいかに数値を盛ろうが、隠せ...
中国で移民という新たな「長征」が始まっている。 長征は建国前に国民党軍に敗れた毛沢東が本拠地であった端金(江西省)を放棄し(1934~36年)、餓えのなかで国民党軍と戦いながら、徒歩で延安まで1...
中国の全国人民代表大会(全人代)が3月11日に閉幕した。 まず言っておくが、この全人代について日本のメディアは「日本の国会に相当」と解説するが、実際は、あらかじめ党中央が決めた政策を党が選んだ全...
「明日は今日より豊かになる。明日は今日より幸せになる」 鄧小平が打ち出した改革開放(1978年)以降、中国人はこれを神話のように信じてきた。 世界の最貧国に数えられた中国が、豊富で安い労働力を...
欧州をはじめ世界市場を席巻中の中国製EVだが、先行きは必ずしも明るいとは言えない。一昨年、中国を襲った豪雨で使い物にならなくなったEVが大量廃棄されたのに続き、昨年の大寒波では「寒さにからきし弱い」...
歴史的な下落に陥っていた中国の株価が「国家隊」と呼ばれる政府系金融機関による買い支えで下げ止まりの様相を見せている。 中国を代表する上海総合指数は昨年12月、国の経済政策の大方針を決める「中央経...
世界が注目した台湾総統選の、台湾新総統に与党・民主進歩党(民進党)の頼清徳氏に決まり、台湾の民意は中国との統一でも独立でもない「現状維持」を求めていることが明らかになった。 だが、台湾は本当に「...