倉科カナの「胸の凄さ」に撮影チームが一丸/手ブラ美女「脱ぎ得」「脱ぎ損」診断(2)

 かつては、手ブラといえば男性誌の独壇場だった。ところが00年代以降、ファッション雑誌「anan」がゲリラ的に表紙で放つお家芸として認知された。つい先頃も、元テレビ東京アナウンサーの森香澄(28)が新たな道を切り開くべく、大胆に豊かなバストを手のひらで隠して話題を振りまいた。

 これを田中みな実(37)への宣戦布告と捉える向きもある。元女子アナによる、この表紙ショットの元祖が17年に登場した田中に他ならないからだ。

 2人の写真を見比べ、ボディビルダーのパイン平松氏が語る。

「田中さんはもともと、運動が苦手だったはず。にもかかわらず、モデル顔負けの腹筋の美しさには脱帽です。きちんとトレーニングをしないと、写真でわかるほどの体は作り上げられない。撮影前、相当追い込んだと思います。だからこそ、最低限しか隠さない〝肘ブラ〟の効果が燦然と輝いている。対する、森さんの体も素晴らしい。しっかりと筋トレして、食事も計算して気をつけていることが伝わります。特に注目してほしいのが首。僧帽筋がしっかりしているので、首筋がすごくきれい。ここまでやっているからこそ、顔からも自信がうかがえます。胸ばかりに目が奪われがちな手ブラなのに、全身に目を注がせるとはあっぱれです」

 田中の翌年18年には内田理央(32)が登場し、こちらも「キワドすぎる」と評判になった。

「片手で隠した双丘の下弦が見えている。垂れていない元気のいい〝自立バスト〟は文句なし! しかも、もう一方の手がジーンズをつかんで下ろそうとしている。もう、誘ってますよね?」(下関マグロ氏)

 21年には、推定G級とも言われ豊かなバストが評判だった倉科カナ(35)が満を持して登場。〝腕ブラ〟ショットで表紙を飾っている。

「手袋を着けた手で胸を隠しながらも、胸のフォルムはくっきり。先端まであとわずかというギリギリまで攻めています。倉科さんも撮影チームも、彼女のバストのよさがわかっているからこそ生まれたショットでしょう。上半身は一糸まとわない姿なのに、手袋をしていることでフェティシズムを感じる人も多いはずです。これぞ手ブラの進化系!」(下関氏)

 手ブラの「元祖」と言えば、大塚寧々(55)が96年に披露した、靴メーカー「ホーキンス」の広告だ。当時、歌手や俳優、実業家などとの熱愛、不倫が次々と報じられ、それまでの清楚なイメージが崩壊。新たな一手として放った決断だった。

「切り取って保存するほど衝撃的でした。ポイントが高いのは胸の押さえ方。手をクロスさせずに右手は右胸、左手は左胸を押さえています。何だかはしたない印象がして、すごくいやらしい。しかも右胸を隠しているのは靴。まるで、バストを踏んづけているようで、たまらないですよ」(下関氏)

 当時、ポスターの盗難が多発したのもうなずける。

(つづく)

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