60年に一度の周期で訪れる丙午(ひのえうま)。この年に生まれた女性は気性が荒く、夫の命を縮める─。こんな噂が広まっていたことで、前回の1966年には、出生数が大幅に落ち込むという現象が見られました。
この丙午生まれの女性芸能人をざっと挙げれば、斉藤由貴さん、鈴木保奈美さん、三田寛子さんに安田成美さん。夫を支える「良妻」もいれば、不貞疑惑を書き立てられたお騒がせ女優も……。一概に生まれ年だけで「悪妻」と決めつけるには無理があるようです。
66年生まれではなくても、四柱推命で「日柱」に丙午を持つのが倉科カナさん(33)。これまで多くの男性芸能人との熱愛が報じられましたが、今後も波乱万丈な大恋愛を経験するかもしれません。
その一方で、金運と仕事運はともに申し分なし。10代半ばから右肩上がりで、一生涯、食べるに困ることはなさそう。
実は、倉科さんとよく似た星回りの女性経営者を鑑定したことがあります。いわゆるヤリ手社長で、従業員を何十人も抱えていましたが、いつも驚かされたのは、全身から放つ色香。胸元をあらわにした服を好み、目のやり場に困るほどでした。これまで2万人以上を鑑定して実感したのは、色香と金運の関係。男性の視線と同じく、お金を吸い寄せる女性は少なからずいて、特に経営者となれば、〝オンナを売る術〟に長けているという印象を持ちました。
そういう意味で、9月に発売された女性誌「an・an」の美胸特集号の表紙を飾ったショットは圧巻。柔らかそうなバストをニットグローブで包み込む1枚は大反響を呼び、仕事面にさらなる飛躍をもたらしそう。
今年の倉科さんは金運の安定を示す「正財(せいざい)」にあたり、来年は「偏官(へんかん)」。仕事がひっきりなしに舞い込む幸運期となりそうです。
この強運を象徴する顔のパーツが、太い眉としっかりしたほうれい線。もしも芸能界に入っていなければ、前述した女性経営者のように、バリバリと仕事をこなして会社を拡大させていったことでしょう。
秋クールの連続ドラマでは「らせんの迷宮」(テレビ東京系)と「婚姻届に判を捺しただけですが」(TBS系)の2作品に掛け持ちで出演している倉科さん。目の保養を兼ねてSNSもチェックして、負け知らずの強運を吸収しては? 以前に増して仕事に邁進できるはず。
水森太陽(みずもり・たいよう)東京・池袋の「占い館セレーネ」代表。10代から占いの研究と実践を行い、四柱推命をはじめ、さまざまな占術を修得。これまで2万人以上を鑑定し、占い師の育成にも尽力している。