Nintendo Switch2の予約条件「初代で50時間上プレイ」が「ハードル低すぎ」のワケって

 6月5日に発売されることが発表された「Nintendo Switch2」は、日本語・国内専用版が4万9980円という予想外の良心価格に、「思っていたよりも安い」と喜んだファンも多かったようだ。

 ただ、発売と同時に購入するには予約が必要で、しかも、いくつかの「条件」がつく。転売ヤー対策もあって盛り込まれた条項と言われるが、その1つが「初代Switchソフトのプレイ時間が50時間以上」だ。この条件を知ったファンからは、「えっ!? 50時間もゲームしているか」という声が上がった。実際、Xでは同様のポストがタイムラインを賑わせた。

 そんな中、一部のゲーマーから飛び出したのが「スレスパ」というワードだ。《ずっとスレスパやってる…》という声が上がるのをきっかけに、《俺も気がついたら130日以上プレイしている》《スレスパはタイムイーターなので仕方ない》《スレスパがやめられない。病気かもしれない》などといった書き込みが殺到した。

 では、ゲーム好きがこぞって「どハマリ」しているスレスパとはいったいどんなゲームなのか。

「スレスパは『Slay the Spire』のことで、2020年9月に初代Switchのパッケージ版が発売されました。プレーヤーは異なる4つのキャラクターのうち1つを選択し、マップ上の敵を倒しながら塔の攻略を目指すカードゲーム。深く考える要素が少なく、長期的な戦略を立てなくてもゲームが進み、常になにかを動かしていたいというゲーマーの気持ちを満たしてくれるため、ロングランヒットを続けていますね。50時間どころか3000~4000時間もプレーしている人も珍しくなく、それが『タイムイーター』と言われる所以です」(ゲームライター)

 スレスパのプレーヤーにとっては、「50時間の壁」など、あまりにも低すぎたようだ。

(ケン高田)

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