任天堂が、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」の後継である次世代機「Nintendo Switch 2」を正式発表した。
1月16日にYouTubeの公式チャンネルにアップされた「予告映像」は、20日時点で700万回を超える再生回数となっており、注目の高さがうかがえる。詳しい性能などは今のところ明らかにされていないが、4月2日に実施される「Nintendo Direct: Nintendo Switch 2 – 2025.4.2」にて詳細が発表される予定だ。
予告映像を見る限りでは、現行型を一回り大型化し、各種性能をブラッシュアップしたように見えるが、価格については明らかにされていない。近年の物価高と円安事情もあり、どの程度の値上げとなるのか気になるファンも多いだろう。ゲームライターが言う。
「Switch 2は、機能についてのリーク情報も拡散しており、その通りのスペックであれば4万円台に収めてくるのではないかと予想されています。一方、現在のレートを考慮した場合、6万円以上と見る向きもあり、そうなると子ども向けのゲーム機としてはかなり高額になってしまいますね」
価格改定と上位モデルを投入した「プレイステーション5」は、昨年45万台以上の販売台数を記録した。プレステとSwitchとではコンセプトや対象者が異なるので一概には言えないが、販売台数ではSwitchがプレステにダブルスコアの差をつけている。そこには、プレステの上位モデル「プロ」の11万9980円という高価格が、1つのネックとなっているという見方もあるようだ。
現行のSwitchの希望小売価格は3万2978円。待望のSwitch 2に任天堂がどんなプライスタグを付けてくるのか、ファンは固唾をのんで待っている。
(ケン高田)