Twitterヘビーユーザー減少報道に衝撃!日本と世界のツイート数の「落差」

 10月25日、米ロイターは英語圏でのTwitterのヘビーツイーターが減少したと報じたが、ヘビーツイーターの定義を巡って日本では《そんなの全然ヘビーじゃない》と驚きの声が相次いでいる。

 ロイターによると、Twitter社が制作する「ツイーターたちはどこに向かったのか」と題された内部資料を入手したといい、そこには新型コロナウイルスの感染拡大が発生して以降、ヘビーツイーターが「絶対的に減少した」と記されていたという。ただ、減少の理由に関する具体的な分析結果には触れられていなかったとしている。

「なお、Twitter社が定義する『ヘビーツイーター』は、“週6〜7日ログインし、週3〜4回ツイートを発信する利用者”を指すそうです。こうした利用者は月間アクティブユーザー全体の10%に満たないもののツイート総数の9割を占め、Twitterが世界全体で得る収入の半分を生み出す大事な存在だとしています」(ネットライター)

 この報道に日本のTwitterユーザーはヘビーツイーター減少よりも、その「定義」の方が引っかかったようで、《週3〜4回ツイートするのがヘビーユーザーなら、週100回以上はツイートする自分は何なのでしょう…》《日本のツイ廃(=ツイッターに依存している人)に比べたら、英語圏のヘビーツイーターが赤子のように感じる》《ヘビーツイーターの定義を知って膝から崩れ落ちた。やっぱり、日本は異常なんだと…》など驚きの声が相次いでいる。

「Twitterの月間グローバルユーザーは3億2100万人ですが、そのうち日本のユーザーは4500万人と世界で2番目に多く、かつてTwitterの創業者であるジャック・ドーシーが『開発拠点を日本に置きたい』と語ったほど。そんなTwitter大好きの日本人からすると、週6〜7日ログインし、週3〜4回ツイートを発信するのがヘビーという定義には納得いかないようです」(ITジャーナリスト)

 では、なぜこれほどまでに日本人がTwitterを愛してやまないのか。

「生活に密着していることが大きいと考えられます。日本語はTwitterの制限文字数である140字で他の言語よりも多くを伝えることができるため、電車の遅延や地震などの災害が発生した際に素早く情報量もあるTwitterをチェックするのが習慣になっている人も多いでしょう。また、“他人の意見が知りたい”“世間の反応を見たい”と考えがちな日本人にとって、Twitterは最適なツールと言えます」(前出・ITジャーナリスト)

 果たして、日本にはヘビーツイーターがどれほど存在しているのだろうか。

(小林洋三)

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