「日本のたまごサンド」に訪日客が熱狂!ついにアメリカ上陸で世界的ブームへ

 アメリカの「セブン-イレブン」で日本のたまごサンドが販売されているとの報告がSNSで相次ぎ、大きな話題となっている。訪日外国人から熱烈な支持を集めるたまごサンド。ついにアメリカ上陸で、寿司やラーメンに続くムーブメントを巻き起こす可能性もあるという。

「8月に入ってから、SNSのみならず米メディアでも『セブン-イレブンに日本のたまごサンドが上陸した』と報じられ、現地でかなり話題になっています。『Simply Egg Salad Sandwich』という商品名で、値段は5.99ドル(約880円)。日本のセブンのたまごサンドの3倍ほどしますが、アメリカでは一般的なサンドイッチの価格ということで、噂を聞きつけて買っていく人も多いといいます」(フリージャーナリスト)

 なぜ、日本のたまごサンドがこれほどまでに注目を集めているかというと、日本で食べられているたまごサンドは海外のものとはまったくの別物だからだ。欧米などで販売されているたまごサンドは、卵の他に野菜やハム、チーズなどが一緒になったものが一般的。一方、日本のたまごサンドは卵とマヨネーズだけのシンプルな具をふわふわな柔らかいパンで挟んでおり、とろけるようなクリーミーな味わいが外国人には新鮮で、衝撃的なのだという。

「そもそも日本のたまごサンドが海外で知られるようになったきっかけは、2021年に開催された東京オリンピックで、来日した外国人記者が立ち寄ったコンビニで何気なく買ったたまごサンドがあまりにも美味しいとSNSに投稿。すると、瞬く間にその情報が拡散し、今では空港のコンビニのNO.1売れ筋商品となり、たまごサンドが名物の喫茶店には外国人が行列を作るようになったのです。今では、たまごサンドを食べるために日本にやってくるという熱狂的なファンもいるほどですから、アメリカのセブンで日本のたまごサンドが食べられるとなれば、もっと多くのファンが誕生するのは間違いないでしょう」(同)

 日本発のたまごサンドが世界を席巻するかもしれない。

(小林洋三)

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