オランダのFCフローニンゲンで活躍する日本代表MF堂安律の市場価値が約19億円にまで上昇しているという。
前後左右に俊敏なキレ味を見せる高精度のドリブルに加え、得意の左足から放たれるシュートは高い確率で相手GKを困惑させる。日本代表に台頭した新たな秘密兵器ともいうべき20歳の堂安は現時点で最もその将来を期待されるヤングサムライであり、オランダ名門クラブもまた彼のポテンシャルとクオリティーを十分に理解しているようだ。
これまでにもイングランドのマンチェスター・シティが獲得に関心を示していると報じられるなど、徐々に堂安の欧州における認知度は高まっており、現在ではオランダNo.1の超名門クラブであるアヤックスが最も契約に近い位置にいるとされる。
「現地のサッカー専門メディア『soccer news』が堂安の市場価値について、最低でも15億円の値打ちがあり、場合によっては19億円まで移籍金が上昇する可能性があると伝えています。また、堂安の加入が噂されるアヤックスといえば、過去に伝説的なプレーヤーであるヨハン・クライフやマルコ・ファン・バステン、ズラタン・イブラヒモビッチといった怪物が在籍していた由緒正しきビッグクラブ。若手の育成では他の追随を許さないほどに実績があるアヤックスへ堂安が移籍できれば、日本代表にとっても素晴らしい朗報になります。ヨーロッパ最高レベルのサッカー教育を受けられるようなものですからね」(スポーツライター)
また、『soccer news』は堂安の19億円という市場価格について、この金額が適正かどうかをユーザーアンケートにかけると、実に68%もの現地サッカーファンが「イエス」に投票。名門クラブからの熱視線に加え、目の肥えた現地ファンからの“太鼓判”をも確保した堂安の未来を期待せずになどいられるだろうか?
(木村慎吾)