前ヤンキース投手を緊急補強!岡田発言の真意は「支配下枠を使い切る」

「本命」はこちらか? 

 7月9日のヤクルト戦が始まる前、阪神が「前ヤンキース傘下3Aのコルテン・ブルワー投手の獲得に向けて調査中」との一報が飛び込んできた。
 
 契約成立となれば、シーズン途中での緊急獲得となる。この一報に重なってくるのが、去る7日、同カードが雨天中止となった時の岡田彰布監督の言動だ。

「午後3時過ぎ、早々に中止が発表されました。選手たちは室内に移動して軽めの練習を開始したんですが、岡田監督は球団幹部らと話し合いをしています。時間にして、30分もなかったと思いますが」(在阪メディア)

 この会談も“緊急”だったそうだ。同日の試合中止の報告を受け、幹部側から面談を申し込んできたという。そして会談終了後、待ち構えていた記者団に、岡田監督は「そら、ヒミツよ」としか答えなかったが、

「その前に、国内独立リーグ・茨城が5月半ばに獲得したフランクリン・キロメを視察したことも阪神スタッフは認めていますし、同じく独立リーグ・石川のアントニオ・サントスもチェックしているようです。期間は短いもののMLB登板の経験を持つ両外国人投手の獲得に絡んだ確認、報告がされたのではないか」(球界関係者)

 しかし経歴からすると、今回浮上したブルワーのほうが活躍してくれそうだ。

 この緊急会談でブルワーの名前が出ていた可能性は高い。また、このときに出た岡田監督の「ヒミツよ」発言がブルワー調査中の動向を隠すものだったとすれば、8日の試合後のコメントも気になる。

「8日、『1番・中堅』で出場した森下翔太が途中からライトにまわり、一塁走者を三塁で刺す肩の強さを見せました。でも、期待された打撃のほうは5打席ノーヒットでした」(前出・在阪メディア)

 試合後、岡田監督は4打数無安打、1死球と振るわなかった森下の打撃について聞かれ、「結果出さなあかんのちゃうの? オレずっと我慢してるんやで、1割6分で。そんなの、(他に)おらんからのぉ〜」とボヤいた。

 先の球界関係者がこう言う。

「育成選手の野口恭佑が評判いいんです。右打ちの外野手不足を補う逸材」

 現時点で阪神の支配下登録選手数は68人。緊急で外国人投手を獲っても、野口を昇格させることは可能だ。「森下しかおらんからのぉ~」発言は、岡田監督の支配下登録枠を使い切る予告なのかもしれない。

(飯山満/スポーツライター)

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