阪神・岡田彰布が大山悠輔に苦言「上半身に肉つきすぎ」昨季も“マッチョ化”で低迷

 7月1日に甲子園で行われた阪神-巨人戦(甲子園)は2-1で阪神が勝利。この試合のサンテレビの中継では岡田彰布オーナー付顧問と掛布雅之OB会長が解説者として登場。岡田顧問は不振の大山悠輔に「肉がつきすぎ」と苦言を呈する場面があった。

阪神は初回に4番・佐藤輝明の適時二塁打で先制、3回に3番・森下翔太の適時打で加点し、3回までに2点のリードを奪った。しかし5番の大山は得点圏に走者を起きながら2打席とも左飛で凡退していた。

 3回1死一、二塁、大山が内角球を引っ張り、当たりはよかったものの左飛で凡退したあと、アナウンサーから大山のバッティングについて聞かれた岡田顧問はこう言った。

「ちょっと窮屈というかね。ああいう差し込まれるの多いでしょ。大山は去年から言ってるんだけど、肉つきすぎ。上半身ね。だからインコースものすごく詰まるでしょ」

「しなりがなくなってくる。もう上半身ウエートやるなって去年5月くらいから言ってるんだけど」

 大山はこの試合で、6回裏に左翼線を破って出塁し、8回も1死から左前打。しかし、いずれも追加点につながらなかった。打率も2割5分。森下、佐藤がともに50打点をクリアしているが、30打点にとどまっている。昨季も本塁打は14本にとどまっているが、その原因は“「マッチョ化」による感覚のズレ”とも指摘されていた。果たして今季も同じ結果を繰り返すのか…。

(鈴木十朗)

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