「モーニングショー」山口真由氏がサバの不漁に悲鳴「唯一のDHAが…」

 元財務官僚で米ニューヨーク州弁護士の山口真由氏が2月20日、月曜コメンテーターを務める情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。サバの不漁により一部水産会社がサバ缶の出荷を一時停止することについて、悲鳴を上げた。

 北海道北見市や新潟県糸魚川市の海岸など、各地でイワシが大量に漂着する異常事態が起きている。原因は不明だが、番組ではイワシが増加したことが一因ではないかという専門家の意見を紹介。専門家によると、サバの漁場にイワシの群れが来ると、イワシの群れがサバの群れを海底深くに追いやる可能性があるとのこと。すると、仕掛けた網がサバのいるところまで届きにくくなるという。

 サバの不漁が続いたことで、一部水産会社はサバ缶の出荷を一時停止。サバ缶の高騰化も懸念されている。

 庶民の味方といわれる〝サバ缶ショック〟について、山口氏は「相当関心がある。お魚、焼いたり煮たりするのは大変だから」とサバ缶を重宝している様子。よほどショックだったらしく、「サバ缶は私の唯一のDHA(ドコサヘキサエン酸)の源なんですよ。ど、どうすれば……」とうろたえ、「イワシ缶に変えようかとも思いますけど、(サバの)味噌煮が一番料理に使いやすいの。どうすればいいの?」とお手上げ状態。

 山口氏の狼狽ぶりを見た視聴者からは「山口さん、サバ缶で何を料理するの?」「意外と料理するんだ」といった声がチラホラ。2018年4月配信の「日刊ゲンダイDIGITAL」によると、山口氏は同居する妹と交互に買い物を担当し、週1回、分担して作り置きのおかずを7品準備しているという。

 おそらく、サバ缶も惣菜の作り置きに貢献していたことだろう。〝唯一のDHAの源〟と頼りにしていたが、イワシはどうなのか。

「DHAは体内でほとんど作られない不飽和脂肪酸の一種で、中性脂肪やコレステロールを低下させる効果のほか、加齢に伴う認知機能の衰えを抑制することも期待されています。水煮の缶詰100グラム中に含まれるDHAを比較した場合、サバは1300mg、イワシは1200mgとほぼ変わりません。イワシの缶詰を代用しても、DHAは十分に摂取できます」(フードライター)

 イワシの缶詰を使ったレシピも勉強し、料理のレパートリーを増やしては?

(石田英明)

ライフ