ウクライナ人を父に持つ滝沢カレン、ロシア軍侵攻に未だノーコメントのワケとは?

 個性的な天然キャラを生かし、近年はバラエティ番組などで活躍中のモデルでタレントの滝沢カレン。ハーフであることは知られているが、父親がウクライナ人だとはあまり知られていない。

 だが、今回のロシア軍のウクライナ侵攻に関して3月1日現在、彼女は一切のコメントを出していない。自身のインスタグラムでも侵攻開始翌日の2月25日の投稿は「仕事の後は毎日ダンスをしています」というまったく関係ない内容だ。

 ネット上には「なんでコメントしないの?」などの意見もあるが、彼女の家庭環境が影響している可能性がありそうだ。

 17年4月放送の「特盛!よしもと」(読売テレビ)に出演した際、滝沢は「超ハッピーな生き別れってヤツです。知りもしない。おなかの中にいる時に生き別れ」と自身が生まれる前に両親が別れたことを語っている。

 母親は18年に病気で他界したが、生前はロシア語通訳として活躍。たびたび滝沢のSNSやブログにも登場し、番組でも共演している。仲は大変良かったようだが、一方で父親とのエピソードはほとんど聞かない。

「少なくとも父親とは頻繁に会ったり、連絡を取り合う関係ではないようです。自身のルーツとなる国なので当然心配はしていると思いますが、〝父親の母国だから〟という形で紹介されるのを嫌がってコメントを出していないのかもしれません」(芸能記者)

 もちろん、この話題を意識的に避けている可能性もあるという。

「彼女は以前から政治などに対するコメントはしていません。例えば、同じモデルでタレントのローラは、今でこそこの手のコメントを積極的に発信していますが、テレビの仕事をメインに行っていたころは同様に避けています。もしかすると彼女も事務所の方針であったり、テレビ局や広告のスポンサーに配慮して政治的コメントを避けているのかもしれません」(同)

 コメントを聞きたい人は多いと思うが、簡単に出せない事情があるのかもしれない。

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