「COCOA」今度は最新OS未対応に「無能すぎ」「廃止しろ」批判が殺到!

 3月16日、不具合が相次いでいる政府のスマートフォン向け新型コロナウイルス感染者接触確認アプリ「COCOA」がiOSやAndroidのOSの最新仕様に対応していないことを平井卓也デジタル改革担当大臣が明らかにし、ネット上では驚きと呆れる声が相次いでいる。

「平井大臣は『バージョンアップする以前のところ(不具合)で引っかかっていたので、その余裕がなかった』と最新OSに対応できていなかった理由を説明。今後は委託していた業者を変更して迅速に対応する考えであることを明らかにしていました」(社会部記者)

「COCOA」はもともと民間で開発を進めていたものを厚労省が引き取り、業者へ委託した。しかし、相次ぐ不具合に見舞われ、利用者の一部に感染者との接触が4カ月も通知がされていないなど存在意義が問われていただけに、ネット上では《バージョンアップすらできないって、開発費をドブに捨てるためだけのアプリだろ。もうやめればいいのに》《政府の中には多少なりともITの知識がある人物がいないのか?》《もう、アップルやグーグルにまかせて余計なお金使うのやめませんか》《個人で制作しているアプリですらバージョンアップにすぐ対応するというのに、マジで無能を集めてんのか?》など厳しい意見が殺到している。

「個人が制作するアプリと『COCOA』では開発規模が違いますから一概には比べられませんが、約4億円が投じられているアプリとして考えると、不具合に追われバージョンアップに対応できなかったというのはあまりにお粗末。今後、委託先を変更するといいますが、なぜここまで不具合が多くバージョンアップすら出来ないのか、現状での問題点を洗い出す必要もあるでしょうね」(ITジャーナリスト)

 いっそのこと廃止にした方がいいのでは。

(小林洋三)

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