転売ヤーが熱視線!? 26年愛された「らあめんババア」の寿命が尽きるまで

 駄菓子屋の人気定番商品である、よっちゃん食品工業の「らあめんババア」が8月末で「終売」となることが明らかとなり、ネット上では惜しむ声が相次いでいる。

「同商品は1994年頃に発売されたラーメンスナックで、1袋20円(税別)という安さから子供に人気の駄菓子のひとつでした。しかし、5月22日に静岡の駄菓子問屋『あまのや繁田商店』のツイッターによって『【速報】ラーメンババアほか生産終了』(原文ママ)と投稿し、『らあめんババア』の他にも『けんこうカムカムするめ足』『味あし50g』『イカ足甘醤油味45g、70g』も併せて終売となることが報告されたのです」(ネットライター)

 この投稿には3万件以上のリツイートと5万件以上の“いいね”が付くなど拡散し、ネット上には《らあめんババアまじか…。ベビースターより好きで小学生の頃毎日食べてた》《らあめんババアの辛いバージョンのらあめんジジイもあったと記憶しているが、好きな商品がなくなるのは残念》《ありとあらゆるものが値上がりする中、子供向けとあってここまで20円で頑張ってくれたことに感謝》などの意見が寄せられている。

「製造元のよっちゃん食品工業によれば、新型コロナウイルスによる原材料費の高騰など商品の安定供給が難しくなっており、主力製品の存続を優先するために終売を決めたといいます。すでにフリマサイトなどでは『らあめんババア』の転売が続出していますが、8月いっぱいまでは普通に店頭で購入することが可能なため、はやまって転売ヤーからは買わないように注意しましょう」(経済誌ライター)

 市場から姿を消してしまう前に、懐かしの「らあめんババア」を味わってみてはいかがだろうか。なお、同製品の“寿命”ともいうべき賞味期限は120日となっている。

(小林洋三)

ビジネス