「アド街」吉原特集の1位に「まさか」、峰竜太は「何をビビッてんだ」

 1月5日からスタートした2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」。「江戸のメディア王」こと蔦屋重三郎を横浜流星が演じ、他にも渡辺謙、小芝風花、安田顕といった豪華キャストの演技にも注目が集まっている。1月18日放送の「出没!アド街ック天国」(テレビ東京)は、物語の舞台である吉原遊郭があった浅草・千束を取り上げたのだが、ランキングの1位に「まさか」と驚きの声があがっている。

 番組では大河ドラマ「べらぼう」について、街の人々は「うれしいと思いましたね。吉原が大河ドラマになるので」「今年はやりますよ」などと喜びの声をあげていた。気になるBEST20には、蔦屋重三郎が11位にランクイン。改めてその功績を振り返り、10位に銭湯、9位に浅草の匠と街の見どころを紹介していく。2位の「吉原の名残」では、今も残る見返り柳やお歯黒どぶの石垣跡を取り上げ、いよいよ1位の発表となったのだが…。

「番組が1位に取り上げたのは鷲神社。社務所に飾られた高さ5.8メートルもの巨大熊手や撫でるとご利益が得られる『なでおかめ』を紹介しました。しかし、吉原といえば、日本屈指の艶街があることで知られていますが、番組のBEST20に入っていませんでした。これにはSNS上にも『あの街が1位だと思ったのに…まさかの結末』『さすがに「ソ」の字も出なかったか』『うまく避けたな』などとさまざまなリアクションが寄せられていました」(メディア誌ライター)

 多くの視聴者がモヤモヤを抱えながら番組はエンディングを迎える。画面下にエンドロールが流れる中、ツッコミを入れたのはレギュラーパネリストの峰竜太。「あの街の風景が出なかったですね」と語ると、MCの井ノ原快彦も「そうですね。『アド街』ならやるべきでしょ」と反応。峰が最後に「何をビビってんだ」と苦言を呈したことで、ネット上では「峰さんが言ってくれた」「うまくバランス取った」などと称賛の声があがっていた。いずれにしても、この週末は「吉原の名残」を見るために、多くの観光客が集まりそうだ。

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