白石まるみ「高濃度酸素ミストとゴキブリ体操でシャキッ!」/還暦美女が伝授「私の美と健康」テク(3)

 今年4月で芸能生活46周年を迎えた白石まるみ(61)。ドラマ「ムー一族」(TBS系)でデビューして以来、女優、歌手、タレントとして長い芸歴を誇る。健康でいることを心がけ、日々、貪欲な取り組みを続けているのである。

──日常生活で気をつけていることは?

白石 (五大栄養素の1つ)ミネラルを摂取できるように、お水をたくさん飲むように心がけています。水にこだわりすぎて、現在は天然アルカリイオン水を買って飲んでいます。水道水も気になりだして、自宅の水質検査までしちゃいました(笑)。ネットで申し込むと、キットが送られてくるので、それに水道水を入れて送り返すんです。1週間後に結果が送られてきて、どんな成分がどのくらい入っているかわかるのですが、うちのお水は数値が全部平均以上で安心しました。

 朝、目覚めが悪い時には、高濃度酸素ミスト。仰向けに寝たまま目の中や顔全体にかけています。目がシャキッとなるんです。その後は、手足を上げてブラブラ動かす。ゴキブリがひっくり返ってバタバタしている動きに似ているので“ゴキブリ体操”(笑)。全身に血液が回るので、これもオススメですよ。

──水以外に摂取する物は?

白石 塩を舐めていますね。以前、バドミントンのクラブチームに入っていたんですが、試合中に足がつって歩けなくなったことがあった。その時、こんもり盛られた粗塩を勧められて舐めたら、不思議とスックと立てるようになったんですよ。以来、塩って体に大事なんだと思って取っていますね。ちょっと気分をスッキリさせたい時は塩を舐めて水を飲んでいます。

──バドミントンは今でもやっている?

白石 指導員をやっています。下は小学生から上は85歳の方まで、年齢層の広い生徒さんたちに教えています。バドミントンは中学で3年間やっていて、高校でも続けようと入部届は出したんです。ところが郷ひろみさんの恋人役のオーディションに受かって、仕事が忙しくなったために結局は1回も顔を出せなかった。

 その後は機会に恵まれなかったんですが、22歳の時に新沼謙治さんから「まる、中学の時にバドミントンやってたよな。今度やるか?」って誘っていただいて「どこでやるの?」って聞いたら「俺は世界チャンピオンに習っている」って(笑)。それで謙ちゃんの奧さんの博江さん(全英オープン選手権女子シングルス4度の優勝)に出会ったんです。

 博江さんの先輩がバドミントン教室をやっていて、そこを私が引き継いで指導員をやるようになりました。もちろん、生徒さんの足がつった時は塩を勧めています。

──ところで、お酒は?

白石 ほぼ毎日飲んでますが、以前のようにたくさんは飲まなくなりましたね。周りからは十分飲んでいるだろって目で見られていますけど(笑)。二日酔い予防で水やビール、ワインなどに、アルコール分解に優れるとされる水溶性ケイ素を入れて飲むようにしています。それに、甲類焼酎はもう卒業しました。やっぱり本格焼酎ですよ。50代くらいからは「本格」って付いてないとダメだってなりました(笑)。

 でも最近は、飲むと眠くなっちゃいますね。コタツでうたた寝してたり、終電で寝ちゃって気づいたら目的地と違う場所にいたなんてことがしょっちゅうあります(笑)。

──還暦を過ぎてから始めたことは?

白石 食事は1日2食にするようにしました。胃と腸を休ませてあげたいので、寝てから胃の中を12時間は空っぽにするようにしています。食べるのが大好きなので1食にはできないけど、負担がかからないようにしているんです。

 変わったのは、素材にお金をかけるようになったことですね。今は量も食べることができないし、なるべくいい物をちょっと高くても買うようにしています。

 あとは、還暦になって赤いパンツを穿くようにしたんです。体が温まっていいとよく聞いていたし、還暦祝いでいただくことも重なって。だから、しばらくは穿いていたのですが、デザインがかわいくないんですよ(笑)。お風呂に入る時に鏡で赤パン姿を見ると、ジャイアント馬場さんみたいで‥‥。やめました(笑)。

──7月からは舞台が始まります。

白石 松平健さんの芸能生活50周年記念公演「暴れん坊将軍」に出演します。東京、福岡、名古屋と回りますが、舞台が始まったら毎朝同じものを食べようかと考えています。玄米、梅干しに卵とみそ汁と魚。同じ物を食べていれば、いい体調が維持できるかなと思っています。最近、玄米にもハマッていて、白米に3分の1くらい混ぜて食べているのですが、持久力がつきました。半年間の長丁場公演も乗り切りますよ!

*週刊アサヒ芸能6月13・20日号掲載

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