村上宗隆「令和の最強三冠王」への道【2】「落合の風格とバースの完成度」
村上には、偉大なる先人たちの立ち姿に重なる部分が見て取れる。 「王さんの一本足打法には見た目の美しさ以上に威圧感を感じたものですが、村上の構えにも同様の圧があります。それでいて、落合を彷彿させる、...
村上には、偉大なる先人たちの立ち姿に重なる部分が見て取れる。 「王さんの一本足打法には見た目の美しさ以上に威圧感を感じたものですが、村上の構えにも同様の圧があります。それでいて、落合を彷彿させる、...
22年のペナントレースもいよいよ佳境を迎えている。今季は投高打低が目立ったが、それを払拭すべく若き燕の大砲が異次元の打撃タイトルにリーチをかけている。その実力を紐解けば、歴代の偉業達成者たちのいいと...
前半戦のうちに最大16まで膨らんだ借金を完済した阪神では、株主総会対策と揶揄された外国人スラッガーの評判がすこぶるいい。在京球団スコアラーが語る。 「6月に獲得したロドリゲス(30)は5球団から警...
この日も「4打数ノーヒット」だった。 8月11日の広島戦に敗れ、東京ヤクルトは6連敗を喫した。最大「28」もあった貯金は「17」まで減少。2位DeNAとのゲーム差も「7」にまで縮まった。 ...
8月10日、7月度の「月間MVP」が発表された。セ・リーグ打者部門に選ばれたのは、ヤクルトの村上宗隆内野手。6月度に続き、2カ月連続の受賞である。 「7月31日の阪神戦で3打席連続アーチ、8月最初...
野手に目を向けると、セの打率最下位はなんと巨人の4番・岡本和真(26)だ。2年連続の本塁打王はホームランこそ21本放っているが、打率はレギュラー定着後最低の数字を記録。 プロ野球評論家の伊原春樹...
去る7月19日、神宮球場で行われた対ヤクルト戦、7回1アウト満塁のチャンスで打席に入った巨人の4番・岡本和真。しかし、結果はセカンドフライに倒れ、この日5打数無安打。巨人は「5−3」で敗れた。 ...
ヤクルトが7月2日に史上最速の優勝マジックを点灯させた。まだシーズンは50試合以上も残ってるし、他の5球団があきらめる時期ではない。もともとマジックと称される由来は手品のように、ついたり消えたりする...
「これ以上、頑張れとは言えない」 7月5日の巨人戦に敗れた後、東京ヤクルト・高津臣吾監督はそう吐き捨てた。何に対してオカンムリだったかというと、4番・村上宗隆についての質問。同日の村上は2打数無安...
今季のセ・パを牽引する指揮官たちに共通する師匠の存在にお気づきか。「金を残すは三流、名を残すは二流、人を残すは一流」という格言を好んで口にした故・野村克也氏である。かつて一時代を築いた野球理論は、薫...