優木まおみも出店した「鰻の成瀬」 2年で230店舗急拡大で「いきなりステーキ!」化が心配!

 このところ急成長飲食店として注目されているのが、うなぎ専門店「鰻の成瀬」。2022年9月に横浜に1号店を開き、今年7月にはわずか2年で230店舗を超えた。

 専門店でうな重を食べれば5000円を超えても普通だが、こちらの「うな重 梅」は税込み1600円とリーズナブルだ。

「安さの秘密は、一等地ではなく各駅停車駅の裏通りに出店することでコストダウン図っていること。さらに最大のポイントは素人でも焼ける機械の使用です。うなぎ職人は長年の経験が必要ですが、『鰻の成瀬』ではオリジナルの機械を使用、スイッチを押せば3分ほどでうなぎを焼くことができ、少人数のスタッフで店を回せるのです」(情報誌ライター)

 そのため飲食未経験だった人がフランチャイズ起業に乗り出し、驚異的な出店スピードにつながっているようだが、そんな中で話題になったのがタレント・優木まおみが「鰻の成瀬 佐賀北川副店」を7月27日にオープンしたことだ。

 優木は佐賀出身で、両親が佐賀市内で中華料理店を経営していたことから、いずれ自身の飲食店を持ちたいと考えていたのだとか。これまで飲食経験がなかった中、「鰻の成瀬」に興味を持ち、今回オーナーになった。当初は東京都内での出店も考えたが、地元・佐賀にはまだ未出店だったことから出店を決めたという。

「優木さんが出店したニュースを受け、SNSでは『鰻の成瀬』について『お値段もリーズナブルで良かったです』『味と値段で考えたら悪くない』といった味に関する感想の一方、『急速すぎる拡大に不安を感じる』といった声も出ている。過去には『いきなり!ステーキ』や『東京チカラめし』などが急拡大した後に失速したケースがありましたが、『鰻の成瀬』がこのパターンにハマらないことを願うばかりです」(フードライター)

「佐賀北川副店」については優木が宣伝しまくれば心配はないかもしれない。

(鈴木十朗)

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