ブータンでデビューした本田圭佑は“JFAのポストに興味ナシ”現役と投資への熱いこだわり

 サッカー元日本代表の本田圭佑が8月8日、ブータン1部リーグにサプライズデビューを果たした。7月末、同リーグの強豪パロFCと「1試合出場の限定契約」を結んでおり、この日のチランFC戦に後半から出場した。

「当初はAFCチャレンジリーグへの出場権をかけた一発勝負のプレーオフ(8月13日・対チャーチ・ボーイズ・ユナイテッド戦)での1試合限定契約でしたが、5日にブータン入りして翌日には親善試合にフル出場。そして8日の出場となりました。お気に入りの背番号4をつけ後半20分には得意の左足のシュートで惜しくもクロスバーを叩きましたが、約3年ぶりの公式戦にもかかわらず切れ味は抜群でした」(夕刊紙記者)

 今回の仰天契約は、パロFCからの熱烈オファーにより実現したという。

「はじめは1試合なら出てもいいよと快諾しながら、親善試合やリーグ戦にも出てしまう。彼らしいと言えば彼らしいですね」(夕刊紙記者)

 ところで、そんな本田はいまだ“現役引退”を発表していないサッカー選手である一方、投資家でもある。

「2016年には投資ファンド『KSK Angel Fund』を設立。これまで300社近くに投資を行い、株式の売却なども併せて総資産は50億円以上と言われ、多くの投資家からも一目置かれています」(サッカー担当記者)

 選手としてもトップリーグからのオファーはさすがに厳しいものの、クラブからの契約オファーが後を経たないという。日本サッカー協会(JFA)でも、これまでのキャリアを日本サッカー界へ還元することを求めているが「JFAともしっかりビジネスをしたい」とそうした動きはなく、今のところ代表どころか協会のポストにも興味を示さない本田なのである。

(小田龍司)

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