本田圭佑も「賢い」と太鼓判!元芸人がサッカー日本代表選手の「個人分析官」になっていた

 2023年のシーズンにJ2・町田ゼルビアからJ1の名門、鹿島アントラーズに加入し、27試合に出場するなどチームには欠かせないボランチとして存在感を発揮したMF佐野海舟(22)。11月にはW杯アジア2次予選のミャンマー戦で代表デビューを飾り、元日のタイとの親善試合にも召集されている。

 佐野は森保ジャパン期待の新戦力の1人なのだが、彼の躍進を支えるブレーンの1人が「個人分析官」だ。代表やクラブにも分析官は存在するが、トップ選手の中には個人的に契約する者も多く、プレーを解析するだけでなく、チームの戦術などを理解した上で選手にアドバイスを送る重要な役割を担っている。

 11月末には、佐野にも個人分析官がいることが明らかになった。その人物とは、YouTubeの人気サッカーチャンネル「Leo the football TV from シュワーボ東京」運営者のレオザフットボール氏だ。

 実は、同氏は元芸人。チョコレートプラネットやシソンヌなどと同期の吉本総合芸能学院(NSC)東京校11期生で、卒業後は、東京吉本興業所属のお笑いコンビ「スーパーマッシュパーティー」(解散後は「トルネードポップコーン」という別のコンビ)で活動していた時期もある。

 芸人時代はほぼ無名のままキャリアを終えることになったが、最近では「ABEMA TV」で配信するイングランド・プレミアリーグの解説者を務めるなどサッカーの専門家としての地位を着実に築いている。

「彼の分析眼は現役選手やJリーグ関係者も舌を巻くほどで、あの本田圭佑氏も『ものすごく賢い』と認めています。しかも、2023年東京都社会人リーグ4部で優勝した『シュワーボ東京』の監督兼オーナーで実績もある。やはり元芸人だけであって伝えるスキルが高いのでしょう。今回の個人分析官就任も『佐野選手側からのオファー』だと本人が語っています」(サッカー専門誌編集者)

 次世代のサッカー日本代表を担う若手の注目株と、それを支える元芸人の分析官。この異色すぎるコンビの今後に注目したい。

*画像はレオザフットボール氏(本人Xより)

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