「松屋」の新商品「チャーシューエッグ定食」の衝撃価格に驚きの声!

 松屋といえば、「みんなの食卓でありたい」をキャッチコピーに、安くて美味しい牛丼を消費者に提供してくれるありがたい存在。かつては250円の最安価格で牛丼が販売されたこともあるが、現在は並盛り400円(税込、以下同)となっている。それでもワンコインで食べられるのは魅力といえるだろう。

 そんな松屋が6月4日より新商品「チャーシューエッグ定食」を店舗限定で販売開始。大判チャーシュー2枚、肉厚柔らかホロホロ肉を楽しめる逸品に早くも注目が集まっている。ところが、一部ファンから指摘があったのは、あまりにも強気な「価格設定」だ。

 実際メニューをみてみると、「チャーシューエッグ定食」は1390円、「チャーシューエッグカレー」は1190円と、どちらも1000円の大台を軽くオーバー。「ミニチャーシューエッグ定食」でなんとかギリ990円に収めている。定食のライスは、小盛、並盛、大盛、特盛の4サイズをワンプライスで提供しているため、大食いの人にはありがたいが、大盛りご飯を必要としない人にとっては、その分、安くして欲しいところだろう。

 グルメライターが言う。

「メインのチャーシューは甘辛いタレがライスに合うものの、ホロホロというよりはむしろしっかりとした肉質で噛み応えがある。ボリュームがあるためお腹いっぱいにはなりますが、さすがに松屋で1390円の価格には躊躇する人もいるでしょうね」

 5月28日に販売がスタートした新商品「ごろごろチキンの和風タルタル定食」は830円のお手頃価格で、売り上げ順調だという。円安や物価高の影響で様々な商品の値上げラッシュが続いているが、庶民の味方である松屋には、もうひと踏ん張りして欲しいところだ。

(ケン高田)

ライフ