「混ぜるな危険」という注意書きを思わず想起した人も多かったのではないだろうか。
大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が阪神タイガースとコラボレーションした商品が6月4日にお披露目され、阪神ファンをザワつかせている。
コラボ商品は、フェイスタオルやトートバッグ、アクリルキーホルダー、缶バッジなど複数点あるが、中でも強烈なインパクトを放っているのが「ぬいぐるみ」だ。
ご存知、赤い「細胞」と青の「清い水」が特徴のミャクミャクが、阪神のハッピ姿でトラ党に大変身。2年連続の“アレ”を後押しするというのだ。しかし、そもそも阪神の黄色と黒のストライプとは壊滅的に色味があっておらず、見るからに「これじゃない」感が漂っているため、阪神ファンからは大きなため息が漏れている。
スポーツライターが語る。
「万博への機運を高めるためのPR戦略のひとつなのでしょうが、あまりにも無理があるコラボにトラ党も呆れ返っています。そもそも阪神のハッピが致命的に似合っておらず、しかもぬいぐるみの価格は4950円とかなりの高額設定。せめてミャクミャク自身が、愛くるしいキャラだったら人気になったかもしれませんが、現実は得体の知れない不気味なクリーチャーですからね。もはや怖さしかありません」
現在、万博会場である人工島の夢洲からはメタンガスが相次いで噴出しており、危険性が指摘されている。コラボも会場も「混ぜるな危険」状態とは、もはやギャグにもならないだろう。
(ケン高田)