吉野家・すき家・松屋の「牛丼の具」を徹底比較!味・コスパの違いは?

 吉野家、すき家、松屋と言えば、日本人なら誰もがその名を知る牛丼3大チェーン。実際に食べたことがある方も多いだろう。なかでも各社の隠れた主力商品となっているのが、湯せんやレンジでチンして家庭でも気軽に食べられる「牛丼の具」。ネット通販をはじめ、一部のスーパー、ドラッグストアなどでも取り扱っている。

 3社の公式通販サイトを見ると、吉野家は10~40袋でのセット販売。冷凍10袋セット4482円(税込。以下同)とは別に、常温のレトルトタイプもあり、こちらは10袋5940円とやや高い。この他、ミニサイズや大盛りのほか、糖の吸収を減らし、食後の血糖値上昇が緩やかになるサラシアエキスを配合した特定保健用食品の「トク牛サラシアプレミアム」もセット販売している。

 次にすき家だが、こちらは冷凍牛丼の具を1袋(540円)でも売っている。ただしセットのほうがお得で、吉野家と同じ1パック120グラムなのに10袋3900円。しかも、これとは別に1パック135グラムの商品もあり、こちらでも10袋4100円とまだ安い。

 そして、松屋の牛めしは“ただいまセール中”との表記(※3月24日時点)。12袋セットの「牛めしの具(プレミアム仕様)」は、通常6000円のところ、3780円に。しかも、乳酸菌入りや糖質50%OFF、国産牛めしの具などあり、同じ牛丼でもバリエーションが多い。

 各社の牛丼の具を食べ比べてみたが、いずれも超つゆだく。そのため、つゆ多めが苦手な方は、温めた袋をどんぶりの上に一気にかけないように注意したほうがよさそうだ。

 ちなみに味は各社ともお店で食べるものとほとんど変わらない。たまねぎの染み具合も絶妙だ。

 各社とも別の商品とのセット販売も行っているほか、公式サイト以外では3社の牛丼の具の食べ比べセットを販売しているオンラインショップもあった。うどんやカレー、サラダに乗せて食べてみたが、こちらとの相性も抜群。アレンジが利くので、いろいろと試してみるのも面白そうだ。

(高島昌俊)

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