かつて熱中したアイドルもいつの間にやら40〜50代。キュートな顔には微かな小ジワ、くびれた腰には見慣れぬ肉がまとわりついている。ああ、寄る年波に逆らえず、と慨嘆する向きもあろうが、むしろともに年輪を重ねた今の姿こそ愛おしいもの。ギンギラと光り輝いたビッグスターも今だからこそ手に届きそう!
アイドルが全員集合! 一堂に会した豪華ラインナップに目を細めるのは、タレントの徳光正行氏だ。
「ナンノ、ミポリン、モモコに石田ひかりと西田ひかるの『リー&ルーコンビ』‥‥、みんな50歳を超えて熟女入りですか! ましてや、年下の内田有紀ちゃんに、井川遥さんまでアラフィフ熟女になっているとは! いや〜実に感慨深い。この豪華メンバーを眺めているだけでムズムズもよおしてきそうです」
一世を風靡した伝説のアイドルも今や円熟期と嘆くなかれ。その人気たるや、Z世代の若者まで飛び火するブームになっているというのだ。
東京・神保町のアイドルお宝グッズの宝庫「文献書院」の峰岸隆人氏が解説する。
「今は一大昭和歌謡ブームです。先日もお店に20代の若者が80年代アイドルのグッズを求めにやって来ましたよ。『聖子ちゃん、明菜ちゃん』とか、自分の親世代にあたる往年アイドルたちを〝ちゃん〟づけで呼んでいるんですからビックリしました。人気の秘密は昭和歌謡の楽曲の良質さに加え、現在の横並びのグループアイドルにはない強烈なキャラクターを発散しているからではないでしょうか」
その人気はとどまるところを知らず、海外からも「ジャパニーズ・アイドル」を求める外国人が絶えないという。
読者世代も「俺だけのアイドル」とイレ込んだ熱中時代が蘇る話ではないか。そこで本誌はアイドルに熱狂した同世代1000人の男性に向けてアンケートを敢行。フレッシュなデビュー当時から芸能界の荒波に揉まれ、今に至った〝現役〟アイドル熟女優の抱きたいランキングを大調査した。抜きつ抜かれつ猛接戦の結果は下記の通りとなった。
栄えある第1位に輝いたのは、「ドクターX」の頼れる麻酔科医役で人気を博した内田有紀(47)だ。
「昔からのファンだが、今でも若々しい。時折、ミニスカ姿を見せてくれるが、実は米倉さんに負けない美脚の持ち主」(55歳・埼玉)
「ここにきてグッと色艶が増してきた。隣に腰かけて話しかけられたら、その場で保険に加入してしまいそう」(60歳・東京)
第2位は花の82年組・小泉今日子(57)。
「小生意気な水着のヒップにズッキンボッキンしたのは高校時代だった。今でも変わらぬキョンキョンは最高」(56歳・栃木)
続いてトップ3には井川遥(46)が飛び込んだ。
「デビューの水着グラビア時代からまったくスタイルが変わらない。奇跡の熟女ビキニよ再び!」(63歳・石川)
長年活動を見守り続けるファンの熱い思いはまだまだ尽きない。
「今でも人気を保てる条件は、見た目が変わらず容姿が若々しいこと。テレビなどに出続けていること。さらには、他のアイドルの暴露話などをぶっちゃけたりせず、今でもアイドルらしさを保っていることが秘訣なのかもしれません」(峰岸氏)
身も心もオバさんに染まらないことこそ〝永遠のアイドル〟となる条件に違いない。
■今こそ抱きたい!「アイドル熟女優」ランキング
1位:内田有紀(47)259票/昨年でデビュー30周年、CMに出演中のヤクルト「ソフール」(75年発売)とは〝同級生〟。「ドクターX」(テレビ朝日系)では米倉涼子に負けぬ美脚を披露。「ナマ美脚を見てみたい」(55歳・大阪)
2位:小泉今日子(57)253票/昨年はデビュー40周年で、31年ぶりに全国ツアーを敢行。アイドル崩れのヤンママを好演した「あまちゃん」(NHK)が再放送中。「往年の『パリンコ学園No.1』(TBS系)のセーラー服でハメをはずしたい」(54歳・愛知)
3位:井川遥(46)212票/「罠の戦争」(フジテレビ系)では代議士秘書の夫を支える貞淑妻。私生活では2児の母兼ブランド服事業も展開と八面六臂の活躍。「白魚のような手指マドラーのハイボールを飲み干したい」(62歳・山梨)
4位:相田翔子(53)192票/現在はソロ歌手として活動中。バラエティーでは「家では基本ノーブラ」と天然ぶりを発揮。「結婚前にVシネのピンク嬢役でポロンしたが、淡雪のような柔肌が忘れられない」(56歳・東京)
5位:優香(42)189票/16年に俳優の青木崇高と結婚。20年に第一子出産も、現在は「Qさま」(テレ朝系)MCに復帰している。「今は亡きバカ殿に代わり、水着姿の優香にお触りを試みたい」(52歳・千葉)
6位:石田ひかり(51)154票/私生活では長女が今年20歳に! 最近は「監察医朝顔」(フジ系)など母親役でドラマに出まくり。「美人姉妹の水着写真集は今でも我が宝物。冥途の土産に姉妹と…」(60歳・千葉)
7位:広末涼子(42)147票/ビールCMではビールを飲み干し「ア~」と艶吐息。朝ドラ「らんまん」(NHK)では地元・土佐弁での母親役が話題に。「口角の上がったアヒル口でいろいろされたい」(59歳・埼玉)
8位:井森美幸(54)132票/バラエティー番組ほか、CS 「プロ野球ニュース」(フジテレビONE)のMCトークも軽快。「ジャイアンツ党同士で一緒に観戦して盛り上がれば、試合後にもう一戦交えられる?」(54歳・神奈川)
9位:南野陽子(55)130票/「ファミリーヒストリー」では先祖ルーツが「ナンノ」姓だったことが判明。昨年末にバランローズの白髪染めシャンプー「KURO」のCMにも登場。「映画『寒椿』(東映)で披露したナンノ胸が忘れられない」(65歳・山形)
10位:中山美穂(53)127票/今年はデビュー38周年記念で全国ライブツアーを敢行中。バラエティーではファンの自宅でスーパーマリオに興じる姿まで。「今も『毎度おさわがせします』(TBS系)の白パンツなのかチェックしたい」(52歳・静岡)
*11位~20位は「今こそ抱きたいランキング」(2)へつづく