5月8日(木)~6月6日(金)まで「ドリームジャンボ宝くじ」が全国一斉発売される。2年前の「WBC優勝年の法則」でニアミスした宝くじアドバイザーの長利正弘氏が、今年は「小泉今日子『連ドラの法則』」でリベンジに燃える。
昨年と同様、今年の「ドリームジャンボ宝くじ」は1等3億円が12本(12ユニットの場合)、1等の前後賞1億円(24本)を合わせて5億円。同時発売の「ドリームジャンボミニ」は1等3000万円が50本(5ユニットの場合)、1等の前後賞1000万円(100本)を合わせて5000万円という、まさに夢のラインナップである。
とはいえ、1等の当せん確率は1000万分の1。つまり、1ユニット(1000万枚)の中に3億円は1枚しか含まれていないという超難関だ。そこで、過去にジャンボ宝くじの1等の組番号などを何度も的中させている長利正弘氏にご登場願おう。
「ドリームジャンボでは、23年の3等(100万円)の組一位だけが外れるという、ちょっと悔しい思いをしました。もちろん狙いは1等で、たまたま3等とニアミスしたわけですが、組番号と10万台を狙い撃ちするだけでも、1等の当せん確率が1000万分の1から1万分の1にまで一気にアップします」(以降の「」もすべて長利氏)
今回、長利氏の目にとまった“旬の話題”は、意外なものだった。
「もちろん『大阪万博』(国際博覧会)にも注目していますけど、まずは小泉今日子さんと中井貴一さんがW主演を務める人気ドラマの第3期『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)が11年ぶりにスタートしたことです」
そこで、同ドラマ第1期が放送された12年と第2期の14年の1等&2等の当せん番号をチェックしてみると、
「12年は1等7本のうちの2本、14年は1等と2等を合わせて4本のうちの3本で組十位に『8』が出現しています。ただ、さすがに2年間だけの番号では心もとないので、過去、小泉さんと中井さんがW主演したドラマを調べたところ、95年に放送された『まだ恋は始まらない』(フジ系)がありました。その95年の当せん番号を見たところ、なんと1等&2等の組十位に『8』が! なので組十位は『8』を狙ってみたいですね」
続いて組一位と10万台だが、この3年間だけの当せん番号では連動性が薄いため、「国際博覧会」の開催年にも注目してみた。
「ドリームジャンボは80年にスタートしたので、それ以降、国内で開催された国際博覧会は『つくば万博』(85年)、『花の万博』(90年)、『愛・地球博』(05年)の3回。この3年間の高額当せん番号を見ると、85年の2等以外は必ず10万台に『15万』(計4本)と『16万』(計3本)が現れています。というわけで、3年間とも1等で出現している『15万』が本命、『16万』を対抗にします」
残るは組一位だが「小泉今日子『連ドラの法則』」と「国際博覧会の法則」の6年間を見渡しても、連動性が見えてこない。
「この6年間の1等&2等は各組共通の2本を除くと計35本ありますが、組一位に『2』だけが、いまだに出ていないことに気づきました。これだけ本数があるのに、かなりレアなケースと言えます。しかも、前述した組十位の『8』と合わせたら『82組』になる。小泉さんは82年のデビューで『花の82年組』としてアイドル界を席巻されてきましたし、82組を本線で狙ってみたいですね」
今年は「82組の15万台」で、ジャンボな夢を追い求めてみてはいかがか。
続いて「ドリームジャンボミニ」の攻略だ。
「昨年と同様、1等の組十位の抽せんは行われず、組一位と6ケタの番号が1本抽せんされます。この組一位だけの抽せんスタイルは過去に5回あり、こちらも『8』が浮上しました。注目するのは、年号の末尾と組一位の合計。例えば2014年は末尾が『4』、組一位も『4』なので4+4=『8』になります。同じように16年(6+2)と20年(0+8)も合計が『8』になる。今年は2025年で末尾が『5』ですから、組一位は足して『8』になる『3』をオススメしたいですね」
10万台は、過去5回の5大ジャンボミニの1等当せん番号から「16万」台が浮かび上がった。
「昨年のドリームジャンボミニのあと、サマーミニ(*4組164774)、ハロウィンミニ(*3組158647)、年末ミニ(*1組163258)、バレンタインミニ(*4組123894)と1回置きに『16万』台が出現しています。小泉さんが出演されている今春のドラマは、シリーズ〈3〉作目ですし、デビュー曲は『私の16才』。ドリームジャンボミニも、まさに小泉今日子さんの法則で『*3組の16万台』で決まりです(笑)」
6月18日の抽せん会が、今から楽しみだ。
*週刊アサヒ芸能5月8日号掲載