伊東市の田久保市長に「イトウさん」連呼、橋下徹氏に視聴者モヤモヤ

 学歴詐称疑惑が浮上し、辞職と出直し市長選出馬を表明している伊東市の田久保真紀市長。争点となっているのが、市議会の議長らに“チラ見せ”したと言われる東洋大学の卒業証書。百条委員会は7月18日までに提出するよう求めているが、田久保市長は「真偽を検察に調べてもらう」と徹底抗戦の構えを見せている。

 14日放送の「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(TBS系)でこの話題を取り上げると、タレントの大久保佳代子は「検察ってこういうこともしてくれるものなんですか?」と疑問を口にした。これに答えたのが元大阪市長で弁護士の橋下徹氏だった。

「罪としては公職選挙法違反とか私文書偽造の可能性もあると、自分で可能性を言いながら、検察のほうに『今こういうこと言われてるから』ってことで出すってことはあり得るでしょうね」

 その後、橋下氏は「その前に容疑がつかないといけないので…」と前置きして、「検察としてはイトウさんに聞きます。『これ、容疑あるんですか』って。イトウさんは『ホンモノです』と言いますよね。であれば、検察も容疑がなければ調べようもないので。その段階で検察が疑わしいなと思えば容疑ということで調べていくでしょうけど。検察に対してイトウさんがなんて言うかですよ」と続けた。

 ネット上の番組視聴者からは「イトウさん?」「伊東市の田久保市長でしょ」「イトウさんにモヤモヤする」などとツッコミが寄せられていた。

「橋下さんが“イトウさん”を連呼したところで、MCの石井亮次アナウンサーがやんわりと『田久保市長…』と指摘し、その後は間違えることはありませんでしたが、画面の右上には『橋下徹が斬る』と大きくテロップが表示されていたこともあって、SNSでは『名前を間違える人に斬られたくない』などと批判の書き込みも…。その後、橋下さんは除籍でも卒業でも市長としての能力に差はないと持論を展開し、田久保市長を擁護する姿勢が見られました。もしかしたら名前を間違えたことも影響しているのかもしれません」(メディア誌ライター)

 田久保伊東市長の“卒業証書”をめぐるゴタゴタはまだ続きそうだ。

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