あの名作ドラマシリーズの俳優陣は、全員芸能界を引退していた?

 笑福亭鶴瓶がMCを務めるトーク番組「A-Studio+」(TBS系)。10月14日放送のゲストは女優・内田有紀だったが、その内容が放送終了後に大きな話題となったことは記憶に新しい。

 理由は、番組中たびたび話に出てきた彼女を公私で支えるマネージャー兼パートナーについて。鶴瓶は名前を明かさず、「(芸能界の)真ん中にいてた人や。主役をしていた人」と紹介した。

「柏原崇のことです。90〜00年代にかけて数多くのドラマ・映画に出演した人気俳優でしたが、その後ひっそりと芸能界を引退。内田有紀とはCMやドラマで何度も共演していますが、2人は互いに離婚後の00年代後半から交際が始まったと言われています」(週刊誌記者)

 ここまで知名度のある俳優がマネージャーに転身というのは芸能界でも例がない。ネット上は驚きのコメントで埋め尽くされたが、なかには《「白線流し」シリーズに出演した男性陣は全員引退ってことになるな》なんて投稿もあった。

 「白線流し」は96年にフジテレビ系で放送された連続ドラマ。その後も「北の国から」のように、97年、99年、01年、03年、05年の計5回にわたってSPドラマが放送された柏原の代表作のひとつだ。

 主な出演者は、柏原の他に主演の長瀬智也、酒井美紀、京野ことみ、馬渕英里何、中村竜、遊井亮子だが、長瀬は昨年3月にジャニーズ事務所を退所。「裏方に回る」との発表通り、表舞台には出ておらず事実上の引退状態だ。

 また、もう1人の中村竜も00年代以降はプロサーファーとして活動。現在は自身が立ち上げたブランド「MAGICNUMBER」のディレクターの仕事が中心で、ここ10年近くは俳優として活動していない。

「女性陣は今も女優として活躍しているだけにあまりに対照的です。『白線流し』は05年が最終章で一応完結していますが、続編を求める声は多い。でも、俳優陣3人が引退状態にある以上、新シリーズは難しいでしょうね」(同)

 役者として再び彼らの姿を見てみたいファンは多いと思うが…。

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