テレビで「なんてったってアイドル♪」という歌声が響いたのは、今から38年前のこと。キョンキョンも“アラ還”になってしまった。だが、やはり現在もアイドルだった。小泉今日子(57)を特集した雑誌がバカ売れしているのだ。
その雑誌とは、平凡社から刊行された「別冊太陽 小泉今日子 そして、今日のわたし」だ。11月1日に発売になった途端に、ネット書店では「入荷待ち」となり、都内の大型書店でも品薄状態が続く。当然ながら、平凡社のHPは「現在品切れ」となったままだ。
この現象について、芸能ジャーナリストの沖直人氏はこう話す。
「キョンキョンはアイドルでありながら、アイドルらしからぬ言動をする。そこが魅力なんです。先日もラジオに出演して、ジャニーズ問題に触れるや『今、一番悪い膿みたいのが出始めちゃってる』と話し、メディアやエンタメ業界を批判し始めた。そういう発言を聞くと、私らのような50代の男にはたまらんもんがあるんです。もはやキョンキョンの生き様に魅了されているわけです。それだけに、この雑誌がバカ売れしたのも理解できます」
まさに、この「別冊太陽」は小泉今日子の半生が詰め込まれている。収録されている書き下ろしエッセイでは、自伝的な物語を展開し、現在の心境を記している。また、「わたしの師」とあおぐ演出家や映画監督、音楽プロデューサーをめぐる対談では本音を吐露する。他にも略年譜や仕事の記録があり、204の質問に一問一答形式で率直に答えている。芸能ライターが続ける。
「圧巻なのは、プライベート写真が大量に掲載されていることです。本人は『生前葬のような気分で集めました』と書いていますが、両親や姉、さらには幼なじみとの思い出が全部載っていると思わせるほどで、中には20代の頃に撮影された泡風呂に入る姿などセクシーな写真もあってファンが大満足する内容でした」
その写真群の中でも注目されるのは、表紙にも使われたブラウス姿の5枚の撮り下ろしグラビアだ。ブラウスを脱ぎ棄て、キャミソール姿になるのだが、胸元をさらけ出し、バスト横部分のホクロまでキレイに写し出されているではないか。
「シワや肌のたるみなども全開にしていて、“完全無修正”と言えるグラビアでした。『今日のわたし』というタイトルどおり、現在のキョンキョンをさらけ出そうという覚悟を感じさせます」(前出・沖氏)
5年前、俳優の豊原功補(58)との不倫関係を公に認めてから、メディアへの露出が減った小泉。最近は音楽ユニットでのライブなど独自路線を歩んでいるが、今でもキョンキョンは我々をズキンドキンさせてくれる“青春の女神”なのだ。