インスタグラムのフォロワー数は748万人(※3月末現在)と大谷翔平よりも200万人以上多く、インフルエンサーとして国内トップクラスの影響力を持つモデルで女優の水原希子。そんな彼女が3月上旬、艶グッズなどを扱う女性用セルフプレジャーブランド「iroha」のアンバサダーに就任。普段ならこの手の広告がNGの読売新聞に一面広告が掲載され、女性向けファッション情報サイトでも取り上げられている。
「過去に他社商品では艶系女優が広告出演するケースはありましたが、一般の女性芸能人が起用されるのはおそらく初めて。しかも、水原さんクラスの知名度を誇る芸能人がオファーを引き受けたことで広告業界でも大きな話題になっています」(広告プランナー)
実は「iroha」は男性用セルフプレジャーアイテムとして圧倒的シェアを誇る「TENGA」の女性版ブランド。今年で誕生10周年を迎え、従来のイメージと一線を画した北欧雑貨のようなポップでオシャレなデザインで女性から高く支持されているのだ。
アンバサダー就任会見で水原は、「10年前、私もirohaに個人的に出会って、ひと目見て女性向けのセルフプレジャーアイテムだとわかることに感動して。それからirohaのファンでした」とまさかのカミングアウト。しかも、この夏発売予定の新商品の開発にも携わり、「大好きな海の生き物からインスピレーションを得て、振動を大事にしたアイテムを作っている」と語っている。
芸能界ではこれまで熊田曜子がグラドル人気全盛期に女性ファッション誌のインタビューで自らのセルフプレジャーについて言及し、以前から性についてオープンに語っている藤田ニコルも艶グッズの愛用を認めている。
「ひと昔前までは男性と違って女性がそういうことを口にしにくい風潮でしたが、徐々に変わってきました。irohaが水原さんとタッグを組んだのもそうした意図があったはず。実際にこれを機に興味を示す女性も増えています」(前出・プランナー)
女性の性の伝道師となった彼女がプロデュースする新商品が今から楽しみだ。