女性向け「セルフプレジャーグッズ」爆売れの裏にはもっともな理由があった

 女性向け「セルフプレジャーグッズ」がよく売れているという。中でもTENGAが発売する「iroha(イロハ)」は、年々知名度を上げており、国内における売上は、2021年3月から2024年3月の3年間で平均37%ずつ成長している。

 売上急増の背景には、若い女性アンバサダーのPR活動が活発化していることがある。今年5月から6月にかけて、一般ユーザーによるiroha公式アンバサダー「iroha部」3期生の募集が行われ、100名を超える応募の中から選ばれた10名のメンバーが、7月からSNSを中心に活動を行っている。

 irohaブランドからは、これまで数々のセルフプレジャー製品が発売されているが、中でも人気になっているのは、モデルの水原希子と共同開発したという「iroha petitコーラル」だ。見た目はカップゼリーのようで、実際、透明のカップから取り出して使うのだとか。

「大きさは指先に乗るくらいで、背面の持ち手を指で挟んで好みのポイントに当てて使用します。愛用している女性からは、98%が水分のつるんとした肌感とサンゴのようなギザギザした凹凸が、『まるで誰かに刺激されているよう』と好評です。使用後はそのまま捨てるだけなので、置き場所にも困りません。年代を問わず売れていますね」(女性誌ライター)

 最近はAmazonなどでも女性向けのセルフプレジャーグッズが数多く販売されており、レビュー欄には「初めて使いましたが、めっちゃ気持ちいいです」「吸うギミック、温感もとてもいいと思います」などと赤裸々な感想が多数寄せられている。

 いつの間にか、一人遊びグッズも立派な市民権を得ていたようだ。

(ケン高田)

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