中国本土と同様、ゼロコロナ政策を行っていた香港だが、9月26日にそれまで義務付けていた入国後3日間のホテル隔離を廃止した。これにより多くの外国人が再び訪れるようになったが、そんな矢先の10月17日、日本人艶系女優の愛沢のあが逮捕されるというニュースが現地メディアで報道された。
香港当局は同日、九龍島の尖沙咀地区で一斉摘発を実施。その際に逮捕された16人の性サービス嬢の1人が彼女だったのだ。
「摘発の対象となったのは富裕層向けの業者で、中国本土から来た客にサービスを行っていました。日本人艶系女優ということもあり、人気があったようです」(夕刊紙記者)
彼女は18年に別名でデビューし、翌年、現在の芸名に改名。出演作品の大半は企画モノで、知名度のある女優ではなかったが、日本だけでなく大陸向けの中華系メーカーの作品にも出演していた。そのため、現地ではそれなりに人気があったという。
「しかし、中国も香港もコロナ禍の影響でずっと渡航ができず、日本では今年6月に施行された艶系女優の救済などを目的とした新法の影響で撮影数が減少。開店休業状態の女優も少なくありません。一方、中国では大金を払ってでも遊びたい人が山ほどいる。今回、摘発に遭ったのはあくまで一部の業者で、受け皿となる業者はまだ数多くあります。多少リスクがあっても日本のピンク店より稼げるならと、渡航する女優も増えるでしょう」(前出・夕刊紙記者)
実際、ある富裕中国人は、数年前に引退した某単体女優から「往復ビジネスクラス+高級ホテル宿泊付きで『一晩300万円』という条件を出された」と話す。
特に今は円安で外貨払いなら当時よりも多く稼げる。海を渡って高級性サービス嬢に転身するのが艶系女優の新たなセカンドキャリアなのかもしれない。