ニュースキャスターの長野智子氏が、6月7日に放送された「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)に出演。フジテレビ時代の過酷な撮影現場についてぶっちゃけた。
85年に三宅正治アナや軽部真一アナの同期としてフジテレビに入社した長野氏は、報道希望だったものの、入社2年目にして任された大役は「オレたちひょうきん族」の3代目ひょうきんアナ。
番組内では「ひょうきん懺悔室」で水をかけられるなど体当たりで笑いを取って人気を博した長野氏がスタジオに登場すると、司会の今田耕司は開口一番「ひょうきん族のイメージが強い!」。
すると長野氏は「なんなら20年くらい報道やってるんですけど、いまだに“ひょうきんの人”って言われます」と述懐。番組内で水をかけられたことに対しては、「『ひょうきん族』って朝からずっと撮ってて、夜中の2時からアレ(懺悔室の水かけ)なんです。で、朝のニュースもやってたんですよ。2時ぐらいに懺悔の水かぶって、濡れ髪のまま報道センター行って会議、(午前)3時半からするみたいな…」と、当時の仕事の過酷な一コマを明かすと、それを受けて今田は「そりゃ27歳で退社するわな…」と返してスタジオは笑いに包まれた。
「長野さんは結婚を機に27歳でフジを退社。夫の転勤で渡米するとニューヨーク大学大学院でメディア環境学を学び、37歳で『ザ・スクープ』(テレビ朝日系)のキャスターに抜擢されました。その後は一貫して報道畑で活躍していますが、政治家に『ひょうきん族に出てた人だ』と声をかけられ、そこからインタビューに成功するなど、バラエティでの経験が役に立つこともあるようです」(テレビ誌ライター)
そんな長野氏が鑑定を依頼したお宝は、イギリスのロックバンド「ローリング・ストーンズ」のギタリスト、ロン・ウッドが描いたという、同バンドギタリストのキース・リチャーズのシルクスクリーン。
長野氏が約30年前、渋谷を歩いていたところ、たまたまストーンズの個展が開かれており、予約をするとサインをしてくれるということで、7、8万円で予約購入したのだという。“2 Tomoko”と名前も入れられた一品は本人希望価格10万円のところ、鑑定結果は何と50万円。
これも過去に“懺悔の水”をかぶった効果?
(石見剣)