女優の綾瀬はるかが主演を務める月9ドラマ「元彼の遺言状」(フジテレビ系)に出演している俳優の大泉洋。コメディアンとしても知られ、エンタメサイトのインタビューでは「四六時中、人を笑わせたい」と語るほどサービス精神にあふれている。そんな大泉がドラマで放ったセリフに一部の視聴者をざわついた。
5月23日放送の第7話でのこと。ドラマの後半で綾瀬演じる敏腕弁護士・剣持麗子、大泉演じるバディの篠田敬太郎らが寿司店のカウンターで寿司を食べるシーンがあった。篠田は板前から出された大間のマグロのにぎりをしみじみと見つめ、「やっぱり、マグロは大間だね〜」と漏らしたのだ。
大間のマグロは津軽海峡で水揚げされる天然のクロマグロ。別名、本マグロとも呼ばれている。マグロの中でも最高級品として知られ、2019年1月、東京・豊洲市場で開かれた初競りでは、278キロの青森県大間産のクロマグロが過去最高額となる3億3360万円で落札された。
よほど美味しかったのか、5月27日に更新された同ドラマの公式インスタグラムでは「やーっと念願の大間のマグロのお寿司を食べることができた 麗子&篠田」とあり、カウンターでVサインをする綾瀬、大泉、監督のスリーショットの写真が投稿されている。ただ、大泉が表情を歪ませて見えるのは気のせいだろうか‥‥。
「実は、大泉は大間のマグロで散財しています。17年配信の『女性自身』によると、12年放送のドラマ『ラッキーセブン』(フジテレビ系)の撮影現場に200万円もする大間のマグロを差し入れたとのこと。どうやら、大泉はマグロの差し入れをリクエストされ、半ばやけくそ気味に購入したようです。このエピソードを知っている視聴者は、『元彼の遺言状』で大泉が放った『やっぱり、マグロは大間だね〜』というセリフに感慨深いものを感じていたようです」(テレビ誌ライター)
撮影で食べる〝タダ〟の大間のマグロはさぞかし美味しかっただろう。
(石田英明)