「弟・大泉洋の知名度がなければ…」函館市長選で新人・大泉潤氏が圧勝

 4月23日に行われた統一地方選でとりわけ注目を集めたのが北海道の函館市長選。無所属で立憲民主党の支持を受けた大泉潤氏(57)が4期目を目指した無所属で自民・公明推薦の現職・工藤寿樹氏(73)を破って初当選を果たした。

 ちなみに大泉氏は新聞各社の出口調査で工藤氏を大きく上回り、開票前に当確が報じられる圧勝劇。特にスキャンダルもない中で現職にここまで差をつけての勝利は珍しいが、これには要因がある。それは大泉氏の7歳下の実弟で俳優の大泉洋の存在だ。

 昨年夏、大泉氏がそれまで勤めていた函館市役所を辞めて市長選への立候補を表明後、大泉洋は兄に対するコメントを避けていたがファンの間では仲のいい兄弟として有名。彼の出世作「水曜どうでしょう」(HTB)や自身のラジオ番組などで兄とのエピソードをたびたび披露していたからだ。

「間違いなく当選の最大の要因です。ただし、大泉潤氏は函館の観光部長や福祉部長を務めた地方行政のエリート。13年には5万人を集めた地元出身のGLAYの凱旋ライブに大きく尽力し、コロナ前まで毎年増加していた函館の観光事業にも貢献しています」(地元紙記者)

 当確の一報を受けた後、大泉氏はメディア各社の取材に応じたが、ここでも弟に関する質問ばかり。それでも「弟の知名度がなければ今日の勝利はなかった。ありがとうと伝えたい」と語り、勝因が何だったのかは本人が一番わかっているようだ。

「人望が厚く、GLAYのメンバーが『恩人』と語っており、リーダーのTAKUROは今回応援メッセージを送っています。また、市の職員からも慕われ、選挙前から市庁舎内では『(大泉派のほうが)市長派より多い』と噂されていたほどです」(前出・記者)

 公約に北海道新幹線の函館乗り入れに向けた調査、第2子以降の保育料無償化と新小学1年生への10万円支給など掲げた大泉氏。ここまで期待されたのだから、なんとしても実現してほしいものだ。

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