「モーニングショー」に“大泉洋の兄”が登場、視聴者騒然「その情報いるか?」

 北海道函館市の海岸に大量のイワシなどが打ち上げられているのが判明したのは12月7日。海岸はおろか、波打ち際の海面までイワシが埋め尽くすほどで、地元では対応に追われている。

 12月12日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一 モーニングショー」はイワシ大量漂着のその後を詳報。現場では、浜辺に積み重なったイワシの高さは40センチに及んでいた。そこでカメラがとらえたのは、ちょうど現場に駆けつけた函館市の大泉潤市長。テロップにはご丁寧に「俳優・大泉洋の兄」と表示されていた。

「この状態でビックリしたと思うんですが」という取材陣の質問に、大泉市長は「驚きましたね」と答え、「今できるのは人手とゴミ収集車で運んでいくことしかできないので、そこを今どうするか早急にいろいろ協議しています」と語っていた。

 突然の“大泉洋の兄”の登場に視聴者は騒然。SNSでは《大泉洋の兄って…その情報いるか?》《めちゃくちゃ似てるな》《話し方もソックリ》《お兄さん市長だったのか》などリアクションが続々と寄せられていた。

 すでに3日間で240人を動員し、約90トンのイワシを回収したようだが、打ち上げられたイワシの総量は約1100トン。元通りにするには、かなりの時間を要すると見られるが…。

「スタジオでは“大泉洋の兄”の話題にはいっさい触れませんでした。イワシの死骸から海中に溶け出した脂が、沖での漁にも悪影響を与えるとのこと。深刻な話題ということもあり、コーナーの時間も限られていることから、函館市長の素性については触れずじまい。それならば最初からテロップで“大泉洋の兄”などと説明しなくても良かった気もします」(メディア誌ライター)
 
 大泉潤市長といえば長らく函館市の職員として働き、今年4月の市長選で初当選。その際には「すべての人に温かく、寄り添う行政ができるよう全力を尽くしたい」と抱負を語っていたが、まさに有言実行。いち早くイワシの大量打ち上げ現場に足を運んだ大泉市長にエールを送りたい。

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