芦田愛菜「医学部」へ向け本腰!? 病理医と女優の二刀流は可能なのか

 6歳の時、ドラマ「マルモのおきて」(フジテレビ系)の主演に抜擢されて大ブレイク。以降、“天才”の名をほしいままにする女優の芦田愛菜。その規格外の能力は、学業においても遺憾なく発揮されているようだ。5月24日発売の「女性自身」によると、有名私立大の付属女子高3年生になった芦田は、来年度の進学に向けて楽屋でも勉強する姿が見られたという。

「一部ネットニュースでは既に医学部進学が内定したような記事もありましたが、実際に推薦されるのはこれから。内部進学者の学部決定は3年次の評定が重要で、決まるのは今年度後半です。落第するような成績を取らなければ大学までエスカレーター式に進学できますが、成績が伴わなければ医学部のような難関学部には入れません。各付属校から医学部に進める人数は数名程度。芦田さんといえど、成績最上位をキープしないと医学部には進めないのです」(進学塾関係者)

 木村拓哉との共演で話題の「タウンワーク」などCMにひっぱりだこの芦田だが、女優業が開店休業状態でテレビのレギュラー出演が「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」(テレビ朝日系)1本という現状は、来年の医学部進学を目指して学業優先にしているからだろう。

 では仮に、医学部進学が決まったとして、今後の仕事はどうなるのだろうか。

「医学部で6年間みっちり勉強し、その後は国家試験そして研修医として経験を積みながら、その先のステップへと進んでいきます。芦田さんは臨床医ではなく病理医を目指しているようですが、学業の忙しさは他の学部とは比べものになりませんし、医学部進学後に女優業復帰というのはハードルが高いでしょう。CMやバラエティ出演を学業の邪魔にならない程度に続けていくのか、それとも芸能活動完全休止になるのか…」(芸能記者)

 MLBで投打に活躍する大谷翔平のように、“医者と女優”の二刀流で活躍する芦田の姿を見てみたい気はするが、実現するとしても初期研修と病理専門研修を終えた30歳になる頃かも知れない。

 6月17日からは2年ぶりの主演映画「メタモルフォーゼの縁側」が公開される芦田だが、女優としての姿を目に焼き付けておきたい。

(石見剣)

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