7月15日スタートのドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)に出演する女優の芦田愛菜。物語の鍵を握る生徒役で出演する。
同ドラマは、女優の松岡茉優演じる鳳来高校3年D組担任教師が卒業式の日に突き落とされた瞬間、1年前の始業式まで時間が遡る。自分を突き落とした人物は誰なのか。真相を究明していく学園サスペンス作品だ。
ドラマ公式HPでは6月16日、3年D組の集合写真が公開。ほかの生徒役がピースサインなどでポーズを決めている中、芦田は両手を松岡に向けて注目を促すポーズを取っていた。主演を立てる芦田の気遣いはSNS上で「プロ意識の表れ」と絶賛されていることを6月27日発売の「週刊女性」が伝えた。記事では、芦田がしっかりとした受け答えや気遣い、将来についての考え方を持っているなど、大人びた一面があることからSNS上で〝芦田プロ〟と絶賛されていることも報じている。
芦田プロを称賛するのはSNS上のネット民だけではない。ビッグネームの有名人も然りだ。20年12月公開のアニメ「映画 えんとつ町のプペル」で共演した俳優の窪田正孝は同年10月放送の「ZIP!」(日本テレビ系)で、芦田の声の演技を大絶賛。プロ意識の高い演技に「僕は背筋が伸びる思いでした」と振り返った。
また、20年9月、芦田が映画「星の子」の完成報告イベントに登壇したときのこと。〝信じる〟がテーマの1つの本作。〝信じる〟ことについて聞かれた芦田は「裏切られたとか期待していたとか言うけど、その人が裏切ったわけではなく、その人の見えなかった部分が見えただけ。見えなかった部分が見えたときに、それもその人だと受け取ることができる、揺るぎない自分がいることが信じることと思いました」などと、当時高校生とは思えない回答を披露。これは芦田の有名な名言だが、共演した俳優の永瀬正敏も「これ以上の答えはないですよ」と最上級の評価で称えた。
女優の北川景子も芦田を〝プロ〟として認めている。11年8月、アニメ映画「マジック・ツリーハウス」のアフレコ会見に北川と芦田が登場。北川は芦田について「普段、普通に接していると年齢相応の愛らしい少女ですが、いざお仕事となると、グッと入り込む。子役さんというのは失礼な感じで、本当に女優さんだなって。(過去に共演したときと同様)今回も勉強させていただいております」と深々と頭を下げた。
「北川が大絶賛したとき、芦田は7歳。この頃から北川が感心するほどのプロ意識を持っていたとは、さすが芦田プロと呼ばれるだけのことはあります。この先、どんな有名俳優を驚かせるほどのプロ意識を見せるか、楽しみでしかありません」(芸能記者)
まずは「最高の教師」でプロらしい演技を見てみたい。
(石田英明)