2023年7月期ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)で、約6分にわたる泣きの演技を披露するなどして注目を集めた女優の芦田愛菜。24年1月期の「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」(TBS系)では、「南極大陸」以来、13年ぶりに日曜劇場に出演する。
本作は、俳優の西島秀俊が演じるマエストロが主人公。音楽に対し常にアッパシオナート(情熱的)に向き合う指揮者だったが、5年前に起きた“ある事件”をきっかけに家族の元を去ることに。芦田が演じる娘は音楽を嫌いにもなるが、父が突然帰ってきて同居を再開。不器用な父親と頑固で素直になれない娘が、気まずい生活を送りながらも、音楽を通じて5年の空白を埋め、親子の絆を取り戻していくヒューマンドラマだという。
TBSの看板ドラマ枠の日曜劇場で、演技力に定評のある芦田が出演するとあれば、話題になること必至。同ドラマHPでは、企画プロデュースの東仲恵吾氏が「なにより、脚本の大島(里美)さんが書くセリフひとつひとつがとても素敵で、心が鷲掴みにされて、涙腺が緩みっぱなしです」と綴っている。泣かせるドラマの本作で、「最高の教師」で視聴者の涙腺を崩壊させた芦田の演技が今から楽しみだ。
「芦田に関して、もう1つ、楽しみがあります。芦田は中学時代、マンドリン部に所属しており、17年8月放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で『大きな古時計』の生演奏を披露。その年の6月から本格的な練習を始めたばかりといいますが、なかなか上手でした。その後も芦田はマンドリンの練習を続けていたのか、続けていたなら音楽の要素が大きい『さよならマエストロ』で披露するシーンはないのか、演奏するならどれだけ上達しているのか、このあたりにも期待したいですね」(テレビ誌ライター)
来年の放送が今から楽しみだ。
(石田英明)