芦田愛菜が子役時代に「やりたい役」と明かしていたヘレン・ケラーとの共通点

 女優の松岡茉優主演の7月期ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)で、7年ぶりに民放ドラマに出演する女優の芦田愛菜。ドラマHPによると、芦田はクラスの命運を握るという難しい役どころを演じるようだ。

 芦田といえばここ数年、学業優先の生活を送ってきたが、今春、系列高校から慶應義塾大学法学部政治学科への内部進学を果たした。同学科は内部進学を目指す学生からはトップクラスの人気を誇るという。高校3年間、常に成績上位をキープした努力が実った。

 芦田の座右の銘は「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力とは呼べない」というプロ野球・ソフトバンクの王貞治会長の言葉。「最高の教師」でも報われる努力を続けて、最高の演技を見せてくれるはずだ。

 芦田は2011年放送の「マルモのおきて」(フジテレビ系)で連ドラ初主演し、大ブレイク。同年公開の映画「うさぎドロップ」などでブルーリボン賞新人賞を史上最年少で受賞した。学業だけでなく演技でも素晴らしい結果を残しているが、女優として目指しているのは〝自分超え〟だという。

 20年10月配信の「サンスポ」のインタビューによると、芦田は「『芦田愛菜が演じている○○』ではなくて、『その物語にいる○○』と思っていただきたいので、芦田愛菜を忘れさせるような演技ができるように努力したい」と語っていた。具体的に演じたい人物もいるようで……。

「ヘレン・ケラーです。12年1月に行われた美容クリニックの新CM発表会に出席した芦田は『どうやって演じたらいいかわからなくて考えているんですけど、ヘレン・ケラーさんを演じたい。本を読んでいいお話だなって思った』と語っていました。当時7歳の芦田が、ヘレン・ケラー役をやりたいと言ったのは驚きでした。芦田の座右の銘は『努力は必ず報われる』。興味深いことにヘレン・ケラーも〝何か素晴らしいことを達成するための努力というものは、決して無駄にならないことを覚えていなさい〟と、芦田と同じような言葉を残しています。ヘレン・ケラーを演じることがあれば、芦田はこれまで以上に努力し、必ず報われるはずです」(芸能記者)

 芦田愛菜が演じていることを忘れさせるようなヘレン・ケラーを期待したい。

(石田英明)

エンタメ