ウクライナへの軍事侵攻後、各国メディアで重病説も囁かれているプーチン大統領。だが、もともと健康管理には気を遣っていたと言われており、11年に掲載された男性誌「GQ」のインタビューでは、激務の合間を縫ってジムでのトレーニングや水泳を日課にしていると明かしている。
そんなロシアの最高指導者は、食生活にも気を配っているようだ。ジャーナリストのベン・ジュダ氏が14年に発表にしたプーチン研究本『Fragile Empire: How Russia Fell in and Out of Love with Vladimir Putin』によると、朝食はメインがオムレツか「ポリッジ」と呼ばれるオーツ麦の粥に、ロシア風カッテージチーズ「トヴォロク」とウズラの卵を添えて食べているという。ビーツと西洋ワサビの特製ジュースも飲んでいる。意外にもパン派ではないようだ。
「プーチン大統領は夜中に執務を行う夜型人間。そのため、朝は起きるのが遅く、朝昼兼用のブランチで済ませているようです。また、午後は訪問先や移動中に食事をすることもありますが、普段は軽くフルーツを食べる程度。夜は基本的に食事をせず、1日1.5食だと言われています」(国際ジャーナリスト)
他にもトマトやキュウリを使ったサラダが好きで、肉よりも魚派、お酒も軽く嗜む程度。緑茶を好んで飲み、甘味はほとんど口にしないとの情報もある。
「断片的な情報なので断言はできませんが、これらの話が事実ならかなりヘルシー志向の強い方のようです。食事の回数も少ないのでカロリーや糖質、脂質の摂取量は平均値を超えることはないはず。朝食に野菜メニューがないのは気になりますが、他で補っていれば問題ないと思います」(管理栄養士)
ウクライナに対する強硬な態度はまったく同意できないが、健康的な食生活だけは参考になりそうだ。