不定期放送ながら人気を博すテレビ東京の旅バラエティー「バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」。太川陽介率いるバスチームと“鬼軍曹”こと村井美樹の鉄道チームが、どちらが先にゴールに到着するかを競い、最後の最後まで勝者を明かさないハラハラの展開で視聴者を釘付けにしてきた。
1月3日に放送された第10弾の舞台となったのは兵庫・姫路城から京都の日本海側に位置する・天橋立までのコース。「観光地をめぐるならどっちが早い?」というテーマのもと、姫路セントラルパークや植村直己冒険館といった観光名所をめぐりながら、最終目的地の天橋立を目指したのだが‥‥。
「太川陽介さんのチームには、アンガールズの山根良顕さんと女優・藤原紀香さんが加入。特に藤原さんは兵庫県出身という地の利だけでなく、常にポジティブ思考で他のメンバーを激励。終盤では、雨が降っているにもかかわらず、傘を差さずにずぶ濡れ状態で走る根性も見せてくれました」(テレビウォッチャー)
なお、京都は太川陽介にとってもゆかりある土地。通過ポイントの京都府京丹後市は太川の出身地であり、2017年から同市の観光大使に任命されているのだが…。
「京丹後の久美浜駅に到着した際、アンガールズの山根さんが『龍伝説の里』であることを太川さんに告げたのです。しかし太川さんは、あろうことか観光大使であるにもかかわらず、『関係ないから』と問題発言。『バス旅で頭がいっぱい』と弁明した後で、『負けたら観光大使を市に返上します』と宣言したのです。しかし、4年以上続けている観光大使の座を、たかが一度のバス旅対決で返上するのはかなりのダメージ。藤原紀香さんも驚きの声をあげて『そんなの賭けていいんですか?』と心配していました」(テレビウォッチャー)
しかし、この太川の“問題発言”が「ネタバレ」につながったと見るムキも多いようで…。
「ネットを検索しても太川さんが観光大使を返上したというニュースはありませんし、まさか出身地の名誉職を放棄するはずがありません。SNS上でも《もしも太川が負けていたら返上発言のシーンは編集でカットしていたはず》《ここまで大きな賭けに出たからには勝ったんじゃ…》《さっきの発言がオンエアされたってことは勝ったのか》などと、太川さんチームの勝利を確信する視聴者が続出。一気にシラけた視聴者もいたのでは…」(ネットライター)
結果的には、やはり太川のバスチームが勝利を飾り、5勝5敗と5分に戻す形となった今回のガチ対決。果たして次に勝ち越すのは…次回の放送が待ち遠しい。
(石川ともこ)