蛭子能収をディスって安藤美姫とは「反りが合わない」太川陽介の危なっかしい大暴走

 俳優の太川陽介の歯に衣着せぬ発言の“暴走”が注目を浴びている。

 太川は3月8日、都内で行われた「テレビ東京開局60周年記念企画『テレ東系 旅の日』記者会見」に登壇。そこで2007年から始まった「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の過去回を振り返った。

 太川は「今の僕があるのはテレ東さんのおかげだと思っています」と再ブレイクのきっかけとなったテレ東をヨイショ。「心に残っているのは蛭子(能収)さんです。その存在は大きかったです。本当に嫌いでした」と笑いを交えて語った。

「ただ、几帳面な性格の太川と常にマイペースの蛭子が巻き起こす珍道中は番組の見どころのひとつになっていたものの、太川にしてみれば迷惑以外の何物でもなかった、そんな思いが滲み出ていたようにも聞こえましたね」(テレビ誌ライター)

 太川は他にも「フィギュアの人とあんまり反りが合わないことがあるので」などと発言。名前こそ出さなかったものの、2020年に放送された「バス乗り継ぎ対決旅」で、旅程を巡って意見が対立した安藤美姫のことを指すのは明らか。出川哲朗の「わざわざ言わなくていいこと言っちゃいました」というツッコミに「本当は仲良かったんです」などと弁明したが、余計な一言だったのは言うまでもないだろう。

 テレビ東京では開局60周年を記念して、3月20日に「テレ東系 旅の日」を放送。「ザキヤマの街道歩き旅」「大久保川村の温泉タオル集め旅」「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」など人気の旅バラエティ番組がたすきリレー方式でゴールを目指す。太川は3番手として伊豆・修善寺でたすきを受け取るというが、テレ東の力の入れようとは裏腹に、視聴者のトーンはどこまでも低いようだ。

「最近のバス旅は太川の愚痴とワガママを視聴者が冷めた目で見るという独特の世界観が確立され、番組終了後は太川へのツッコミが殺到するのがお約束になっています。太川も自分の立ち位置を理解しているのか、記者会見でも言いたい放題でしたが、さすがに蛭子を引き合いに出すのはいかがなものか。いつまでもテレ東の旅番組のメインは自分などと思っていると、あっけなくクビを切られるかもしれませんよ」(前出・テレビ誌ライター)

 せっかく手に入れた立ち位置だけに、大事にしてほしいものだ。

(ケン高田)

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