コロナ禍の家計直撃はまだ続く!知っておきたい22年“値上げラッシュ”

 新型コロナウイルス感染拡大によって、牛肉や食用油、パンなどの食品や電気・ガス・水道のライフラインなど生活に欠かせないモノの値段が次々と値上げされ、家計に大きな負担を与えた2021年。2022年もまだまだ値上げラッシュは続きそうだ。

「コロナのパンデミックが世界に与えた影響は大きく、感染拡大によってどこも人手不足。各国の入国制限で物流が混乱をきたすなか、経済の急回復による中国の猛烈な爆食で様々な食品が不足するなど、ありとあらゆるモノの値段が急騰しているのです。日本では感染拡大が一服した印象がありますが、アメリカや中国、ロシア、イギリスなどでは感染者が増加傾向にありますし、まだまだモノの値段は高止まりしたままなのです」(経済ライター)

 その影響で、すでに今年も様々な商品の値上げがすでに決まっている。食品では、山崎製パンが1月出荷分からパン製品を平均で7.3%の値上げを実施。カルビーは1月末から「ポテトチップスうすしお味」など菓子17品を約7~10%値上げし、味の素もハンバーグなど家庭用冷凍食品18製品を2月出荷分から値上げ。日本ハムは2月よりハムやウインナー、ソーセージなどを、キユーピーは3月からマヨネーズやドレッシングなど、またキッコーマンとヤマサはそれぞれ2月と3月から醤油製品を値上げすると発表している。

 また、食品以外にもJR東日本が今春より東北・上越新幹線などのグリーン料金を値上げする意向で、首都高も4月より上限金額の引き上げを発表しており、パナソニックは照明器具や蛍光灯、換気扇などを1月から10月にかけて順次5~30%の値上げを実施。LIXILは4月からユニットバスやトイレなどを最大40%値上げすると発表している。

「他にも今年は、ライフライン系も引き続き値上げされる見通しで、節約するところが見つからないような状況となっています。また、オミクロン株が登場したことによってさらに経済の先行きは不透明となっていて、収入が増えないのに物価だけがひたすら上昇を続けるという状態が続くかもしれません」(前出・経済ライター)

 年明け早々だが、家計には明るい材料はなさそうだ。

(小林洋三)

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