初代いいとも青年隊の“いま” 勝ち組はあの意外な人物だった?

 すでに番組終了から7年半以上が経った「笑っていいとも!」。そんな同番組を司会のタモリをはじめ、各曜日のレギュラー陣とともに支えていた存在といえば、アシスタントの「いいとも青年隊」だ。

 31年の放送で16組が登場したが、特に印象深かったのはやはり初代だろう。出演期間は番組スタートから2年半とそれほど長くないとはいえ、野々村真、羽賀研二、久保田篤の3人はその後もタレントとして活躍。だが、番組卒業から26年以上が過ぎた現在、メンバーによって大きく明暗が分かれている。

 2度の実刑判決で服役した羽賀研二は言うまでもなく、現在もテレビで複数のレギュラー番組を抱える野々村真も一見勝ち組に思えるが必ずしもそうとは言えないようだ。
 
「今年7月、新型コロナに感染し、それにより肺炎が重症化するなど一時期はかなり危険な状況でした。しかし、回復してテレビに復帰後、菅総理(当時)や政府のコロナ対策を批判。世間の同情を集めるどころか逆に炎上してしまいました」(芸能ライター)

 深刻な後遺症は出ていないようだが、それでも肺の機能が戻り切っていないのでコロナ前より疲れやすくなったり、味覚も少し鈍くなっているとインタビューなどで語っている。また過去には、投資詐欺で数千万円の被害に遭っていたことを「バイキング」(フジテレビ系)の生放送中に司会の坂上忍から暴露されたことも。

 そんな中、意外と堅実なのが久保田篤だ。パチンコの儲けで若くしてマンション2軒を購入し、俳優業と並行して「マンション久保田」という名義でパチンコタレントとしても活動。しかし、10年前にそれを売却して大分県別府市に移住。パチンコと温泉三昧という優雅なセミリタイア生活を送っているという。
 
「久保田さんは若いころからパチンコの年間収支がずっとプラスという本当のプロ。普通なら破滅してもおかしくないのに安定した生活を続けているのがスゴい」(同)

 マイペースに仕事をこなしながらの悠々自適な毎日。ある意味、3人の中で一番幸せな人生なのかもしれない。

エンタメ