坂上忍も唖然!「バイキング」で“リピート男”に名指しされた大物芸人とは?

 衝撃の引退劇から10年が経とうとしているのに、今さら全国ネットのテレビで名前を呼ばれるとは…。もし本人がオンエアを見ていたら、さぞや驚いたに違いない。

 2月15日放送の「バイキングMORE」にて、出演コメンテーターの野々村真が島田紳助の名前を口走って、一瞬、スタジオが凍りつく一幕が見られた。

 番組の終盤では、高橋真麻とアンミカが進行役を務める形で、「こんな時どうしてる? 目上の人が何回も同じ話をしてくる時」というお題でトークを展開。とくに酒の席において、会社の上司が過去にも話した自慢話やギャグの類を再三繰り返すというのは、まさに“あるあるネタ”の王道だが、番組ではアンケートを行い、「我慢して聞く」「初めて聞いた感じでリアクションする」「『前にも聞きました』と言う」といった回答結果を紹介していった。

 真麻、アンミカらに続いて、野々村真が出した回答は、「初めて聞いたと押し通す!」というもの。長く芸能界で生き残っているだけに、野々村の処世術に納得する視聴者は少なくなかったはずだが…。

 番組MCの坂上忍は、そんな野々村の回答をつまらないと思ったのか「マコちゃん、勘弁してください」と不服そうにコメント。すると野々村は、納得がいかない様子で、

「ホントね、僕には名前出せない人がいっぱいいるんだよ」「こうやって何回も同じことを言う先輩たちが…」と食い下がる。

 これに反応した坂上は「誰?誰?」「一人は言わなきゃ、先輩」と誰か“リピート男”の実名を挙げるように追い詰め、野々村は観念したように「言うの? 言うの?……紳助さん」と、何回も同じ話をする先輩として伝説の大物芸人・島田紳助の名をあげたのだった。この衝撃発言には坂上も唖然として、スタジオは静寂に包まれた。野々村は「まずい…」と思ったのか椅子から立ち上がって「いや、本当に面白いんですよ、紳助さん」「紳助さんは面白いから」と全身を使ってフォローするも後の祭り。坂上の「静かにして!」という静止の声とともに、番組はニュースの告知からCMへと進行していった。

「坂上さんの”圧“に負けて、誰か1人、いつも同じ話をする先輩の名を挙げなければならなくなった状況はわかりますが、なぜ紳助さんの名前を出したのかは謎。紳助さんといえば、反社会的勢力の関係者との交遊がきっかけで、2011年8月にケジメの引退会見を開いて以降、表のメディアには登場していません。引退後に野々村さんとの間で交流があったのかは不明ですが、野々村さんの頭の中では『紳助さん=同じ話をする面白い先輩』というイメージがよほど強くできあがっているのでしょう」(芸能記者)

 芸能界を引退したとはいえ、島田紳助への世間の注目度はいまだ衰えず、元吉本芸人でユーチューバーの宮迫博之のチャンネルに電話出演した動画は、5日間で250万回という驚異の再生回数を記録している。同じ話を何回聞いても面白い…。こんな野々村の評価を裏づけるかのように、紳助のファンは、何度も何度も宮迫のチャンネルをリピート再生しているのかもしれない。

(石川ともこ)

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