10月18日に放送されたバラエティ番組「サンデー・ジャポン」(TBS系)にて、韓国の人気グループ・BTS(防弾少年団)の所属事務所「ビッグヒットエンターテインメント」が、株式上場したという話題が取り上げられた。同事務所の時価総額に対し、出演者から驚きの声があがったという。
「番組では、15日に株式を上場したBTSの事務所が一時、時価総額1兆円を超えたと大きく取り上げました。この話題に、元衆院議員の杉村太蔵氏は『これはびっくりしましたね。日本でも誰もが知るような芸能事務所で500億円くらいです、時価総額。(略)それだけマーケットからお金を集めて、さらにいいものを作って、利益を拡大しようとすることですから、韓国のエンターテインメントはすごいなと思います』と絶賛。さらに、MCの爆笑問題・田中裕二は『ウチの3歳の娘も踊るからね。影響力がすごい!』と、BTSの人気っぷりを明かし、スタジオを沸かせました」(テレビ誌記者)
そんなBTS所属事務所の上場に関しては、他のワイドショーでも、こぞって“時価総額1兆円超え”と大々的に伝えている。しかし、ネットでは、ある重要な事実が報道されていないと批判の声が殺到しているという。
「10月18日の『東スポWeb』によると、同事務所の時価総額は一時、1兆円に上ったものの、上場した15日の翌16日には、最高値より40%以上の大暴落を引き起こしたそう。また、海外のニュースでは、BTSを信じて株を大量に買い込んだファンが大損し、阿鼻叫喚となっていることも伝えられている。そのため、ポジティブな部分しか放送しない『サンジャポ』に対し、視聴者からは『直後の暴落を一切伝えないのは隠蔽と同じ』『下落を伝えないのは国民を騙しているようなもの』『ほぼ半額じゃん。今後、カモにされるBTSファンが出てきそう』などと批判が殺到しました」(前出・テレビ誌記者)
一方、日本のSNSでは、「株とか全然わからんけど、BTSの株なら買おうかなー」「知識ないけどBTSなら全力で買いたい!」などと、ニュースを見たファンが株に興味を示す書き込みも相次いでいる。今後、BTSのファンが大きな損失を被らなければいいのだが…。