“K‒POPフィクサ”ローバー・美々が「紅白」の見どころ伝授「180度開脚は瞬きせずに見て」

 アサ芸読者の皆さん、こんにちは! ローバー・美々です。皆様のご記憶にパカッとお股を開いて真面目にニュース原稿を読んでおりました私の姿が少しでも残っておりましたら、大変うれしく思います。

 当時、お色気ブームでブイブイいわせておりました私ですが、現在は「K‒POPフィクサー」としてイベントプロデュースなどの活動もさせていただいています。もともと、90年代頃から韓国ドラマや映画、音楽が好きだったんです。“この韓国のエンターテインメントをなんとかブームにしたい!”という熱い思いもあり、1年間、韓国語と韓国文化を学ぶため留学もしました。そして今。もう、K‒POPのことなら私に何でも聴いてちょうだいっ! と、声を大にして言っています。

 というわけで、今回は年末のNHK「紅白歌合戦」でおじさまたちも乗り遅れることなく、K‒POPを思う存分楽しんでいただける情報をお伝えしちゃいますね!

 今回の紅組にはK‒POPグループが3組出場します。まずは縄跳びダンスでブームを巻き起こした「NiziU」。全員が日本人で、テレビ番組のオーディションで見事、デビューを獲得したグループです。といっても当初の縄跳びダンス程度では韓国では誰も見向きもしないレベルだったんです。でも、その後、韓国へ渡って大手芸能事務所である「JYPエンターテインメント」でメキメキと鍛え上げられた。なんといってもマイケル・ジャクソンを教えるぐらいの人たちだからすごいんですよ。

 結果、K‒POPを育てた方々の力によって、韓国でジャパニーズアーティストだけで1位を獲得できるまでになったんです。そういう意味では伝説ですね。

 それから次は初出場となる「MISAMO」。彼女たちは、9人組多国籍ガールズグループ「TWICE」の中の日本人メンバー3人で、ミナとサナとモモっていうんですけど、もともと日本のファンの方から最初から「ミサモ」ってあだ名で呼ばれていたのがグループ名の由来。

「MISAMO」はちょっと大人っぽいから、今までのK‒POPよりはしっとりと聴ける音楽を提供してくれるかもしれません。ダンスもとってもセクシーでギリギリまで切れ込みの入ったスリットドレスで踊りますから。読者の皆様方は要チェックですよ!

 でね、韓国の男性アイドルに「K‒POPの女の子の中で誰といちばん付き合いたいか?」っていうアンケートの1位に輝いたのが、サナなんです。理想の女性はサナって言う人が多いの。人気の理由は可愛いことももちろんだけど、とにかく愛嬌たっぷりなところでしょうね。いつだってニコニコ笑顔を絶やさないから。やっぱり、人柄でしょうね、いつも明るくて嫌な顔ひとつ見せない。私はサナを見ていて“この子はプロだなぁ”っていつも感心させられています。

 3人の中でいちばん胸が大きて肉感的なのはモモ。彼女は「TWICE」の中でもいちばん踊りがうまいんですよ。ピチピチ弾けそうなぐらい。最後にミナ。彼女は神秘的なキャラで売ってますね。本当はどうかわからないけれど、あまり喜怒哀楽を出さないですね。

「デビュー3度目の宮脇咲良さんに注目」

 それから今回、3組目の「LE SSERAFIM」はゴリゴリのヒップホップ系。ダンスも寝っ転がってから両足をバタバタさせて大胆に踊るので、どっちかっていうと男性っぽいポップ系の踊り方をしますね。

 とにかくルックスが格好いいしみんな美人。5人グループで日本人は2人。宮脇咲良とカズハです。

 宮脇咲良さんは今回でデビュー3度目なんですよ。だから、それまでの道程が長く、苦労もしてきた子だと思います。最初のデビューが「HKT48」で、その後、韓国人9人、日本人3人の計12人のメンバーで構成された女性アイドルグループ「IZ*ONE」で再デビュー。デビューミニアルバム「COLOR*IZ」は新人賞も総ナメにするんですが、わずか2年半で解散してしまいました。そんな苦労人の彼女だからこそ、お父さん世代はきっと応援したくなるんじゃないかな。

 年齢も25歳とグループの中でも皆のお姉ちゃん的な役割。皆がオンニ(お姉ちゃん)って呼んでるぐらいです。彼女が偉いのはメンバーの子たちが本番前にショートパンツで座っていると、だいたいタオルなどを足にかけているんですね。そんな時にかけるものがない子に対して、急いでクッションなどを持って来たりする気配りのできるところでしょうね。

 それから、元開脚の女王推しということで言わせてもらうと、カズハはバレリーナとして留学経験もあるので、それはそれは見事な開脚を見せてくれます。ガバッと足を上げてもう全身が1本線みたいになっちゃうから。アサ芸読者の皆様にはぜひともカズハの開脚を瞬きもせずにご覧になっていただきたいですね。

 それから、ハングリー精神っていうのかな。日本は貧富の差がまだ少ないんですね。でも、韓国は貧富の差がとても大きい国なので、映画「パラサイト」みたいな半地下生活だって普通にありますし。

 だから韓流タレントやK‒POPがここまで頑張れるっていうのは、その根幹に家族を支えているという部分があるからだと思います。例えば「BTS」メンバーは「僕は育ててくれたお父さんのために一生懸命仕事をして必ずお父さんが喜んでくれる家を建てます」って言うんですって。そういう話を聞くと、昔の日本の芸能界も確かそんなふうだったんじゃないかなって思いますよね。

ローバー・美々(ろーばー・みみ)教育テレビ「とびだせたんけんたい」のお姉さんから94年「TVじゃんロバの耳そうじ」(日本テレビ系)でのミニスカ大股開きのお色気ニュースキャスターで大当たり。その後、韓流ブーム以前に韓国エンタメに開眼。韓国留学を経て、現在はK-POPフィクサーとして、その普及に努める。

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